最初の方は「これ、恋愛ものか?」と違和感がありました。その理由はネガティブなものではなく、SFとして設定がしっかりしているから。SFを読み慣れていない私でも分かる、練り込まれたものです。しかし、最後まで読むと、「あ。こりゃ恋愛小説だわ」と納得します。この2人をもっと見ていたいと思うけど、ここで終わるのがエモい。一風変わった恋愛小説を求めている方には、特におススメです!