第5話 旅立ちの準備が整う。

 

 それから年末も終わり1月に成り16才に成った。


俺は休みの日には出来るだけ薬草採取と偶にゴブリンを倒す生活を繰り返し、冒険者ギルドのランクがFランク冒険者に昇格した。


 お金ももう直ぐ金貨に届きそうな位に溜まり、旅に出る資金は出来ている。最近ではゴブリンなら5匹を相手にしても大丈夫なくらいに成っている。俺は今自室に一人なので鑑定して見る。


     カラン 16才 男  レベル5


 HP   44

 MP   88


 攻撃力   18

 防御力  17 

 素早さ  12

 運    22

 

 装備  ・片手剣(自作) ・皮の鎧 (中古)・ブーツ(自作)


 スキル  ・鑑定 ・鍛冶 ・剣技 ・槍術 ・弓術 ・錬金術


 エキストラスキル  ・モノマネ  ・魔法バッグ(特大)


 称号   ・創造神の加護 ・スキル収集者


 鑑定  レベル4 ・目で見た物を鑑定出来る。


 鍛冶  レベル5 ・剣やナイフが打てる

          ・防具も作れる。

  

 剣技  レベル4 ・スラッシュ ・受け流し 二段切り ・二段突き


 槍術  レベル1 ・槍が使える


 弓術  レベル1 ・弓が打てる 


 錬金術 レベル3 ・ポ-ション作成

          ・金属融合

          ・鉱石錬成


 自分を鑑定していると、錬金術がレベル3に成っている。俺はアルトンさんの顔を思い浮かべながら「あのおっさんレベル以外に高かったんだラッキー。」と呟いていた。


 ポ-ションも作れる様だがこれには専用の器具が必要そうで又にする。バッグには薬草を20本は何時も入れているが錬金釜は無いし結構高そうで手が出ない。


 それから3カ月が過ぎて4月に成った。


 その間俺は冒険者ギルドのランクがEランク冒険者になりお金も大分増え、旅が出来る程に成って来た。


 モ-トン先輩は今年20才に成り、彼女だったマーガクリンと結婚している。 その先輩に俺が「旅に出たい。」と話すと、モ-トン先輩が「お前が羨ましいよ。剣の才能も有りそうだし、鍛冶のスキルも生まれたと親方から聞いた。お金に困る事は無さそうだし自由がお前には有る。」と言ってモ-トン先輩は「俺はここでマーガクリンとゆっくり暮らして行くよ。世の中には何が有るか分からない気を付けて行けよ。」と一応賛成して呉れた。


 それから親方やシ-ラント先輩にも話していくと、親方は俺に鍛冶スキルが生えた事を見抜いていた。


 親方は「お前の人生だ、思う様に生きたら良い、生活に疲れいきづまったらここに帰って来い、ここはお前の生まれ故郷だ。」と言って旅に出る事を認めて呉れた。


 そこから俺が育った孤児院に来て、園長のクラウミナ女史に別れの挨拶をして、次に錬金術師のアルトンさん宅を尋ねて旅に出る事を告げると、アルトンさんが「お前が前から欲しがっていた錬金釜を遣るから持って行け、お前はスキル魔法バックを持って居るだろう。入れて行くが良い。」と言って餞別に錬金釜を呉れた。


 俺は初めてアルトン工房に来てから、ちょくちょくお邪魔して話を聞き、俺が山から取って来た薬草を出すのを見ていたそうで、アルトンさんが「そのスキル持ちは貴重だから商人に知られると利用される。極力秘密にする様に」とアドバイスを受けた。


 それから俺は冒険者ギルドに来ている。どこに行くか決める為に書庫で大まかな地図だが眺めていて、先ずはこの国の王都カルトを目指す事にする。そこで商人が王都まで行く依頼が無いか探す為に受付に来て聞くと、受付嬢が「貴方確かEランク冒険者でしたよね。護衛依頼を受けれるのはDランク冒険者からなのよ。Dランクに成るのは試験を受けるか、それに望ましい依頼やダンジョンをクリアしたら成れますよ。確かエコトロのダンジョンはDランクダンジョンであそこをクリアすると、Dランク冒険者の資格が貰えるはずです。」と言った。


 俺の行く先を変更する。と言ううかエコトロのダンジョン都市は王都カルトに近い、そこで先ずは冒険者の一人前と言われるDランクに成る事を目標に変える。


 そして又書庫に戻り地図を見ると700km程在りそうで結構遠い、王都迄は凡そ800kmに成る様だ、俺は地図を睨みル-トを考えると言ってもほぼ1本道だ、後は辻馬車を使うかだが町の北門迄行かないと値段とかは分からない。その日は鍛冶工房に帰り部屋がまだそのままだったので片付ける。


 ここに住んで居るのは今は俺だけなので、挨拶は済ませたので必要が無い、ここで寝て明日の朝早くに起きて片付けていく事にする。


 朝は日の出と共に起きだして片づけを始め朝食はパンと水だけだ。水は裏の井戸に行けば幾らでも汲める。手製の瓢箪に水を詰めてバッグに入れておくのも忘れない。5個はいれたが重さが感じないので楽だしそして出発する。


 北門に着いて辻馬車の事務所に入り値段を確認したが、矢張り高い王都までは泊賃無しで銀貨30枚で止める。30枚に泊賃が自己負担なので4泊すると銀貨3枚は出て行くし、俺の所持金の半分が無くなる事になるので歩きを選択した。


 歩きだと1日40kmから頑張っても50km位の進み具合なので、15日位は掛かりそうだその場合は野営もする必要がある。


 俺は4日でカロルドと言う町に着いて宿屋に入ると1泊が銀貨1枚だと言う。俺はここまで野営ばかりして来たので、水浴びもしたい泊まる事にして銀貨1枚を渡し、シングルの部屋に入ると6畳程の部屋に木のベッドに綺麗なシ-ツを見てバックを下ろした。


 宿は夕食が17時からでもう直ぐだが井戸の所に来ている。水浴びはまだ早く結構寒い4月に成った所なので無理だ、井戸から水を汲み古い布で体を拭いて行くと、さっぱりして来て気持ちが良く成り食堂に向かった。



 

 

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