第二湯:獣人戦姫の野趣あふれる湯浴みで「宝石箱」!
俺は、突撃入浴シーン実況担当の光源だ。
カラッカラに乾いた風が吹き荒れる、
灼熱の砂漠。
そこを統べるは、百戦錬磨の獣人族、
若き女頭領ガウル=ライオンハート。
彼女は、今日も一日、過酷な訓練と
部族間の揉め事を治めるために奔走していた。
その鋼のような肉体も、
流石に疲れを訴えているらしい。
「ふぅ……」
ガウルが向かったのは、
人里離れたオアシスの奥地にある、
天然の秘湯だった。
岩場に囲まれたその湯は、
地下から湧き出る温泉の熱で常に蒸気が立ち込め、
外からは中の様子をうかがい知ることはできない。
ここだけが、彼女にとって唯一の安らぎの場所なのだ。
「おっと、ようこそ読者さん。
今日の獲物……いや、今日のヒロインは、
この砂漠の女王様だぜ。
見ろよ、この背中!
まるで岩を削り出したみてぇな、
しなやかな筋肉だろ?
この俺の光が、この秘湯で、
彼女の全てを独占するって寸法よ。」
光源が、興奮気味に囁く。
彼の光が、ガウルの褐色の肌に沿って
滑らかに走る。
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ヒロインステータス
【名前】ガウル=ライオンハート
【種族】獣人族(ライオン亜人)
【年齢】23歳
【職業】砂漠の戦姫
【身長】178cm
【スリーサイズ】B92 / W62 / H90
【好物】肉料理全般、冷たい水
【特記事項】
灼熱の砂漠を統べる獣人族の若き女頭領。
鍛え上げられた肉体はしなやかで力強く、
全身を覆う黄金色の体毛は、
太陽の光を浴びて神々しく輝く。
特に、ふさふさとしたライオンの耳と、
しなやかに揺れる尻尾は、
彼女の野性的な魅力を一層引き立てる。
長きにわたる戦いの疲れを癒すため、
人里離れたオアシスの秘湯で、
誰にも邪魔されない至福の時間を過ごすのが日課。
---
ガウルは、大きく息を吐きながら、
ゆっくりと硬い鎧を脱ぎ捨てていく。
金属が擦れる鈍い音が、静かな岩場に響き渡る。
一枚、また一枚と装甲が外されるたびに、
鍛え抜かれた肉体が露わになっていく。
黄金色の短い体毛が、光を反射して
キラキラと輝いている。
「おおおおおっ!見ろよ読者さん!
この背中!
そして、その先に見える腰のライン……
くぅ~、たまんねぇな!
この俺の光が、その肌の上を滑るように照らしてる……
ほら、見えそうで見えないだろ?
それがいいんだよな、これが俺の焦らしプレイだぜ!」
光源が、得意げに声を張り上げる。
あなたは、その光の動きに目を凝らすが、
光と蒸気が絶妙に組み合わさり、
どうしても細部までは見ることができない。
悔しいが、確かに焦らされている感覚がある。
ガウルは、そのまま湯船へと足を踏み入れた。
熱い湯が、疲れた身体を包み込み、
彼女は「ふぅ」と安堵のため息を漏らす。
湯気と共に、獣人特有の
わずかに野性的な香りがふわりと漂う。
「はぁ~~~~見てみぃ読者さん。
このしっとりした湯気の向こう、
白い肌に光が当たってキラッ…て……
いやもうこれ、
男のロマンが詰まった宝石箱や~~~!!!」
光源の声が、なぜか関西弁風味に変化し、
妙に大げさに響き渡る。
その熱弁に、あなたの期待は最高潮に達する。
きっと今、湯けむりの向こうで、
とんでもない光景が広がっているのだろうと。
「……って、……え?
おまえら見えへんのか??
くっそ~~~こらですわwww
しゃーないなぁ、眼福眼福~。
俺だけ楽しませてもらうわ。」
光源は、あなたの落胆をあざ笑うかのように、
楽しげに光を揺らした。
湯気は相変わらず濃く、そして光源の光が、
肝心な部分を絶妙に白飛びさせているのだ。
ガウルは、湯船の中で大きく手足を伸ばし、
全身の凝りをほぐすようにゆっくりと動く。
そのたびに、水面が波打ち、
彼女の周りの湯気がさらに濃くなる。
「おいおい、今チラッと湯けむりが切れて……
腰のラインから、わずかに滑り落ちた湯滴が――
……あ~~~残念でした!!!
はいはいやっぱ見えてませーん!
いやぁ惜しい。実に惜しい。
でもそれがいいんでしょ?読者さん。」
光源は、しつこいほどに同じ手口であなたを翻弄する。
頭では分かっているのに、心のどこかで
「今度こそは…!」と期待してしまう自分がいる。
ガウルは、湯船の縁に頭をもたれかけ、
ふさふさのライオン耳をぴくぴくと動かす。
その耳が、湯気の中から時折、わずかに覗く。
「ん?なんだ?なんか見えたって?
いやいやいや、残念だったな読者さん!
俺の光が、その毛並みに乱反射してんだわ。
モッコモコすぎて何も見えねぇだろ?
ざんねーーーん!!眼福眼福!」
光源の光が、ガウルの耳と、その横顔を
強調するように照らす。
しかし、そこから下の身体は、
相変わらず湯気と光に包まれたままだ。
「おいおい、今度は湯船の底から泡がフワッと……?
まさか、今見えたのは……?
見えた!見えた!!
水面から見えたぞ~~~~~!!」
光源が、興奮した声を上げる。
あなたの心臓が、ドクンと大きく鳴る。
今度こそ、今度こそは!
「……あれ?
……お前らには見えてないのか?
いやぁ~~~~~残念だな!!
俺にはバッチリ見えちゃってるんだけどなァ。
くぅ~~~この仕事やめらんねぇわ。」
光源は、再び勝ち誇ったように笑う。
その光は、湯船の底から、
わずかにガウルの膝頭を照らすのみ。
それ以上は、決して見せてはくれない。
「ほ~ら、特別だぞ?
アップにしてやったぜ……
近すぎて何がなんだかわかんねぇwww
はい残念!!」
光源は、まるでカメラのズーム機能を操るかのように、
特定の部位を強調して見せようとする。
しかし、そのすべてが
「見えそうで見えない」という焦らしの演出に過ぎない。
ガウルは、熱くなった体を冷ますように、
湯船の縁から上半身を少し乗り出した。
その瞬間、鍛えられた肩や腕の筋肉がはっきりと浮かび上がる。
「はぁ~~~~~この水滴の流れ……最高。
眼福、眼福。
……え?お前らには見えないの?
ざっっっんねんでしたwww」
光源の光が、ガウルの身体を追いかけるように動き、
水滴が肌の上を滑り落ちる様を実況する。
しかし、その光は、ちょうど肝心な部分を隠すように、
あるいは反射させて見えなくするように調整されている。
「ほらっ!逆光で完全シルエット!!
ラインは分かるけど……
肝心なトコは全くわかんねーなwww
はい、焦れ焦れ読者さん!」
光源は、新たな嫌がらせに移行した。
逆光がガウルの身体を黒い影絵に変え、
輪郭は見えるものの、
内側のディテールは一切見えない。
「湯の音とか、ちょっとした吐息とか……
めちゃくちゃイヤらしいだろ?
……でも見た目は湯気オンリーwww
はい、五感を分断するプレイでした~~~!」
光源は、あなたが視覚以外の感覚で何かを得ようとするのを許さない。
聴覚だけが刺激され、あなたの想像力は、
ますます暴走していく。
しかし、肝心な視覚は、徹底的に遮断されたままだ。
ガウルは、大きなタオルを手に取ると、
迷いなく全身を拭き始めた。
その素早い動きは、戦士としての彼女の片鱗をのぞかせているようだ。
タオルが身体を覆い隠していくにつれて、
光源の「実況」も、少しずつ落ち着いていく。
「……っておい、ヒロインのやつ速攻タオル巻きやがったwww
何のために今まで焦らしてきたと思ってんだよ!?
くっそ俺だけ楽しませてもらうわw」
光源は、わざとらしく悔しがる素振りを見せるが、
その声には喜びが滲み出ている。
タオルが、ガウルの身体をすっぽりと覆い隠し、
今日の「見えそうで見えない」ショーは幕を閉じた。
「よしよし、湯冷めする前にしっかり拭いとけよ、嬢ちゃん。
それにしても……最高のひとときだったぜ。
俺だけだけどな!はっはっは!」
光源は、満足げに光を揺らめかせながら、
ガウルの姿がタオルに完全に隠されるのを見届けた。
そして、最後に一言。
「今日もいい湯加減でした。
眼福眼福……お前らには地獄だけどなw」
ガウルは、身支度を終え、再び鎧を身につけると、
来た時と同じように静かに秘湯を後にした。
残されたのは、湯気の匂いと、
光源の満足げな光だけだった。
「どうだった?読者さん。
最高の焦らしだっただろ?
これで癖になっちまったら、もう抜け出せねぇぞ?
はっはっは!」
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