はてさて、読ませていただきました「2度目のラグナロク」今作は小説としては描写がまだまだ荒削り。しかし、それを補って余りある練られた設定、作者の好きに対するまっすぐな姿勢。兎に角この二つが凄い。小説の描き方というのは時間をかけ、数をこなし勉強すればどうにかなるが……作者の好きに対する姿勢と、この練られた設定というものはどうにも才能が必要になる。この作品にはそれがある。今後に大いに期待できる作品だ!