第11話 とある義妹の戦略(笑)

~ Sideアニィ ~


「あら?ここは何処かしら?私は確か、シュミット義兄様にいさまの葬儀の時に義兄様にいさまと一緒の棺の中に入ったはず」


見た事のない景色に若干戸惑うが、もしやここは天国で私もシュミット義兄様にいさまの元へと行けたのでは?


『ここは天界と言う場所で、貴女達の考える天国と同じような場所ではあるわね』


「どなたですの!って、貴女様はもしや」


私は突然聞こえた女性の声に驚き振り向くと現れたのは


『いくら最愛の人が亡くなったからと言って、あの行動はいただけないわ』シカモフタリイッショニゼンラデナンテハレンチヨ


この世界で信仰されている神のネデキティ様が私の目の前に。神がいるのであればシュミット義兄様もここに、、


『貴女のお義兄さんはこの場には居ないわよ』


「えっ、何故ですの?先程ネデキティ様はこの場所は天界であるとおっしゃりました。それならば」


『いちいち説明するのは面倒ね、、、エイッ!』


「ちょっと、何をなさいますの」


『それじゃあいってらっしゃ~い』


「にょわぁぁぁっぁくぁwせdrftgyふじこlp」



一体何なんですの!!ネデキティ様に私の頭を鷲掴みされたと思っていましたら、突然意味の分からない記憶を流され、、、あっ!シュミット義兄様のお身体が、、み、、見え、、ちょっと、そこもう少し角度を変えて見せなさい。ほんのあとちょっと変えてくださいまし。そうすれば幼少期の可愛らしいシュミット義兄様の【自主規制ピー】が見えますのよ。そうですのそうそこって、何で黒い靄をかけてしまうのですの?



『どう?分かってくれた?』


「はいですの。シュミット義兄様はまだ童〇と分かって一安心ですの」


『はい?』


「それに対し並行世界の私ときたら。しかもよりにもよってあの愚兄に股を開くなんて、なんてはしたない。うぇぇ、、、思い出したら吐きそうですの」


『もしも~し、、私の有り難い言葉が聞こえる』


「他の並行世界でもそう。なんでシュミット義兄様以外の男に股を開いているのですの!!まあシュミット義兄様が喜びそうな【自主規制ピー】の経験値を稼げた事だけは評価してあげますの」


『ええぇ』ドンビキ


「でもどうすれば、、、シュミット義兄様の〇貞を奪えるのか考えないといけないですの。それにあのビッチ愚兄ノットルの始末も考えなくては。ネデキティ様!!」


『ひゃいっ』


「このアニィ。ネデキティ様からの使命を全うさせていただきますの」


『そ、そう。エッコノコモオカシクナッチャッタ』


「ですが!!シュミット義兄様の童〇はこのアニィの物です!!例えネデキティ様にも奪わせないですの」ハイライトオフ


『チョットコノコモコワインデスケドモシカシテコノアトニヒカエルコタチモオナジニナッチャウノ?』


「まあ私も鬼ではありませんので、3【自主規制ピー】をしながら私の後に【自主規制ピー】をするのであれば妥協して許しますの」


『ダレカタスケテ』


「さあ早く私をシュミット義兄様の元へ送りなさい!!ああ勿論、義兄様とは完全に血が繋がっていない状態で。そうすれば義兄様も私に対して気兼ねなく【自主規制ピー】ができるようになりますの」


『ナンデコウナッチャッタノ、、、モウイヤァァァ』


「ネデキティ様!聞いているのですの!!」


『き、聞いてるわよぅ』


「でしたら、早くこのアニィを送ってくださいまし。シュミット義兄様をお守りする為に。さあさあさあ」


『うぅぅ、、分かったわよ、、、アッ!ソウダ!イイコトオモイツイチャッタ』


ネデキティ様はボソボソと何か呟いていますが、私としては一刻も早くシュミット義兄様の元へ行きたいので気にしていられないですの。シュミット義兄様の元へ赴きラブラブな関係を築き【自主規制ピー】をするために


『じゃあ送るわね、、、アトハココヲコウシテット』


ああ、シュミット義兄様、、、愛しのアニィが今行きます














ネデキティ様に送られてから数か月間は地獄でしたの。特にビッチ愚兄ノットルが常に側に居るのがとても不快で不快でしかたありませんの。でも今日でそんな日々とはおさらばですの。だって今日は、、


「あぶぃさだぁぁぁ♪(ああ!シュミット義兄様♪)きゃっきゃっ(漸くお会い出来ましたの)」


シュミット義兄様がワ・タ・ク・シの元へ来てくれたのですの。ああ義兄様♪アニィは義兄様の腕に抱かれてもう♪


「ちぇきちゅき♪(好き好き♪)きゃっきゃっ(このまま義兄様とずっと一緒に居たいですわ)」


ああ、義兄様のお声、表情、仕草、どれもと~っても素晴らしいですのぉぉぉ



「あら、アニィはシュミットを気に入ったみたいね。私には全く懐かないのに妬けちゃうわぁ」


そんな私とシュミット義兄様の愛を確かめ合っている最中、ビッチのウラギリンが義兄様に声をかける。私と義兄様の邪魔をするなんて、、、でも、何故か義兄様に対する視線が記憶の中にあるビッチと違う様な?それに微かに香るこの匂いは、、、


まさか!!これは【自主規制ピー】の匂い!しかも義兄様に近づいて来たら更に匂いが濃くなっていますの。くっ、義兄様をビッチには渡しませんの


ささやかな抵抗の為に力を入れ義兄様に抱き着つ。ああ、困り顔の義兄様も素敵♪



困り顔の義兄様を堪能していると、義兄様専属のメイドのフェーラが突如現れる。あれ?フェーラは確か、義兄様専属になるのはまだ先だったような。考え事をしている私にフェーラが近づき「私も戻って来たのですよ、アニィ様」えっ、貴女もなの?ちょっと詳しく聞かせなさい。義兄様の元から離れるのは本当は嫌だけど今は詳しく聞かないといけないですの



義兄様からフェーラへと移動した私に、フェーラは額をあわせ


「これで、大丈夫でしょうか?それではお話をしましょうか、アニィ様」


「ふぶぁ(フェーラ)あぶぶ(大丈夫って何が?)きゃぃ(私は)きゅぅる(まだきちんとお話できないんだけど)」


「安心して下さいアニィ様。このスーパーメイド人フェーラに不可能はあまりありません」


「ふきゃぁぁぁ(スーパーメイド人って何?)」


「それはですね」


「ぎゃりゅぅぅ(って、会話ができてますの?)」


「ええ、それが何か?」


「ふぇぇ(ええ)」コンワク



それからフェーラとお話が始まる。話の中でシュミット義兄様の〇貞に関しての議論が熱くなる


「ぶるうぁぁぁ(だから!シュミット義兄様の童〇は私が貰い受けますの)」


「ほほぅ、そう仰るのであればシュミット様のシュミット様(赤子編~幼少期編)の性徴を見せることが出来ませんがそれでも宜しいのですか?」


「きゃうわぁぁぁ(シュミット義兄様のシュミット義兄様ですって!何それズルいですの!)」


「ふふん♪どうです、羨ましいでしょう♪」


「ぎゃうわらら(ぐぬぬ、小さい義兄様の義兄様、、、あの時、黒い靄さえかかっていなければ)」


このメイド、的確に私の弱点を突いてきますの。無修正版のシュミット義兄様の義兄様で私を脅迫してくるとは、持っている手札があまりにも強すぎですの




「では、ウラギリン義母様かあさま。私はこれで失礼します」


「そう、頑張りなさいシュミット」


そんなフェーラとのオハナシの最中、義兄様がビッチに軽く挨拶をして部屋から出て行ってしまう。その中で気になったのはビッチが義兄様に向ける視線、、、あれはやはり



「アニィ様。アレはもしや?」


「だぶぅいぇぇぃ(そうですの、あのビッチは義兄様に対し劣情を抱いてますの。それに今も義兄様の事を思っているのか【自主規制ピー】の濃い匂いがしますの)」


「やはりそうでしたか。ですが私の記憶の中ではその様な事はありませんでしたが」


「ぶぅうりゃぁぁ(私の記憶の中にもありませんの)」


「そうなるとどう対処するか迷いますね。シュミット様に敵対心が無いのであれば、駒として使えそうですし」


「うえらぁぁぁ(それなら、ハニートラップの駒として引き入れればいいですの。ビッチには天職でしょうし)」


「宜しいのですか?」


「あぃぃぃぃ(宜しいも何も、私はアレを母だと思った事は無いから好きに使えばいいですの。それにあの状態のビッチでしたら褒美としてシュミット義兄様の【自主規制ピー】をあげればいいだけですの)」


「それもそうですね。ではその様に」


私達が視線を向けるとビッチは少し怖がっている感じがしますの。まあそんなビッチはほっといて、義兄様の〇貞と義兄様の義兄様(赤子編~幼少期編)を奪う為の戦略をたてないといけませんの

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