乱交系パララダイス

助部紫葉

#1





「お昼一緒に食べましょ?」



昼休み。


女子学生にしてはデカすぎる2つの塊魂をたゆんたゆんさせながら別クラスの俺の元までやって来たのは野々原花乃。


衝撃的すぎるデカパイ。重量感のある臀部にむっちむちの太もも⋯⋯どこを触っても柔らかそうな花乃の身体はなんとも情欲を掻き立てられる。


ちなみに性格はその身体に負けず劣らずのゆるふわむにむに系女子だ。天然というかちょっとポンコツ風味。



「いいぞ」


「やったぁ!今日はまーくんの為にお昼作ってきたんです!」



俺、真島まじま馬雅まみや。それでまーくんである。



「ありがとう、花乃!花乃は料理上手だからなぁ。そんな花乃の手作り弁当とか最高かよ⋯⋯幸せがすぎるっ」


「えへへっ。そう喜んでもらえると照れちゃいますねっ」



頬を赤らめる微笑む花乃。可愛いかよ。



花乃と共に中庭に移動。そこに設置されているベンチに2人並んで腰掛ける。


距離はとても近い。


花乃は自分のドスケベやわらかボディを俺にぐいぐいと押し付けてくる。


なんやコイツ⋯⋯誘ってんのか?


すぐさま押し倒したくなったが、一応人目があるのでその想いを断腸の思いで堪えた。



「はい!それじゃこちらがまーくんのお弁当ですー!」



花乃から手渡された2段重ねの弁当箱。


まるで宝箱を開ける時のようにワクワクしながら蓋を開く。


鶏の唐揚げッ!(ドンドンドンッ!)


白米!(ミチミチィ!)



「唐揚げ弁当ですっ」



弁当の上段には大量の鶏の唐揚げがギュウギュウに詰まっていて、下段には固められた白米がミッチミチに押し込まれていた。


花乃は料理上手である!だがしかし!そのセンスは絶望的だっ!栄養バランスとか彩りとかの概念はない!



「美味そう!花乃の唐揚げ大ちゅきっ!」


「えへへー。まーくん唐揚げ好きだからいっぱい揚げちゃいましたっ」


「いただきます!」


「たんとめしあがれー」



箸で唐揚げを摘みひとくちパクリと食らう。



「クッソうめぇ⋯⋯!」



唐揚げはバチくそ美味い。花乃の料理なので当然ではあるがやっぱりどちゃクソ美味い。


サクサクの衣に肉厚ジューシーな食いごたえのある食感。弁当ゆえ冷めてるのにも関わらず、そんなことは気にならないくらいに唐揚げ美味し。



「くっ⋯⋯!やっぱり花乃の唐揚げは最高だぜっ!俺もうこの唐揚げ無しじゃ生きていけなそう」


「そんなに褒めてもおかわりの唐揚げしかありませんよ?」


「おかわりあるのぉ?至れり尽くせりかよ⋯⋯流石は俺の嫁」


「もうっ。お嫁さんだなんて⋯⋯それはちょっと気が早いですよぉ」



照れながらも満更でも無さそうな花乃。はいはい。可愛い可愛い。


唐揚げをオカズに米を食う。良い固さ。柔らかすぎず固すぎず絶妙な炊き具合だ。流石は花乃。ただの米なのにとりあえず美味い。これは米だけで食える。



「あっ、まーくん。ちょっと待ってください」



パクパクと花乃特性唐揚げ弁当をかぶりついていると不意に花乃から待ったがかかる。



「ん?どうかした?」


「お箸」


「箸?」


「貸してください」


「⋯⋯?」



急にどうしたのかと訝しみながらも花乃に箸を渡すと、花乃は箸を手に取りひょいっと唐揚げを摘む。



「はい。あーんっ♡」



摘んだ唐揚げを俺の口元に運んでくる花乃。


あっ、なるほどね。自分で食べさせてあげたかったのね。なるほどね。いいでしょう。いいでしょう。お受けしましょう。



「あむっ!ーーもぐもぐ⋯⋯」


「美味しいですか?」


「めっちゃ美味しいですっ!」


「えへへっ」



にへらぁと顔を緩める花乃。はい可愛い。


その後も花乃に食べさせてもらう。



「あっ。ほっぺにご飯粒ついてます」


「えっ。どこ?」


「ここですよぉー⋯⋯あむっ!」



グイッと顔を寄せたかと思うと花乃はそのまま俺の頬に口をつける。柔らかな感触に少しドキリと胸が高鳴る。



「はいっ。とれましたよぉー」



うーむ⋯⋯もうなんか辛抱たまらなくなってきた⋯⋯。



「あっ。花乃のここにも米粒ついてるぞ?」


「えっ、どこですか?」


「ここ、ここ」


「んんんっ⋯⋯!」


いろいろ辛抱たまらなくなってしまったので、俺は花乃の柔らかそうな唇に食いついた。


見た目通りに柔らかい感触。脳みそがハッピーになってしまいそのまま暫く花乃の唇をハムハムと味わってから口を離す。



「ぷはっ⋯⋯!もう⋯⋯まーくんったらっ⋯⋯米粒、取れましたか⋯⋯?」


「うーん。まだとれてないかもしれない」


「それなら⋯⋯ちゃんととってくださいっ♡」



そう言いながら花乃は目をつぶって唇を突き出してくる。


それに応えて再び花乃の唇に自分の唇を重ねた。



「花乃⋯⋯俺ちょっと我慢できなくなってきた」


「まーくんのここ⋯⋯もうパンパンですね⋯⋯。このままじゃ午後の授業でれませんね」


「いい?」


「時間あんまり無いから1回だけですよぉ」


「それじゃ胸で1回だけ」


「もうっ⋯⋯まーくんのえっち。そんなに胸がいいんですかぁ?」


「花乃の胸は最高だからなぁ」


「えへへっ⋯⋯!」







「ところで今日の放課後は空いてますか?」


「今日は特に何も用事はなかったかな」


「それなら今日はまーくんのお家に行きたいですっ」


「ウチに来てナニするつもり?」


「もちろん続きですっ!まーくんだけ気持ちよくなってズルいですよっ!」


「ごめんごめん。それじゃ放課後は花乃こといっぱい気持ちよくしてあげよう!」


「えへっ。楽しみにしますっ♡」

















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