人類と宇宙の存在をつなぐのは、最先端技術ではなく、子どもが綴った素朴な「手紙」。小さな問いかけが大きな共感を呼び、やがて思いもよらぬ返事として返ってくる展開は静かで力強い。詩情とユーモア、そして成長のにおいがやわらかく交錯する、美しい現代の「異種交流譚」入道雲の下で読みたい物語です。