第11話 焼肉丼 ~金色の黄身を添えて~

キッチンで料理を始めたらん


「きょう作るのは、焼き肉丼!」


「いいですね!美味しそうです!」


「俺はめっちゃ食べるからな!俺の分は2人前で頼む!」


「了解です!」


まずは、フライパンを温める。

ある程度温まったら次に油を注ぎ、牛肉を焼く。

そしたら味付けをここでしてしまうが、、、


「ここで登場!burger counter《バーガーカウンター》特製のハイパーウルトラメガスーパーギガデリシャスワンダフルアンビリーバボーキラキラアメイジングタレェ!」


「え、なんですかそれ?」


「自家製のタレです!」


「いやそういうことじゃなくて、名前が長い!そして、最後ソースじゃなくてタレなのが、語呂悪くないですか!?」


「違いますよ、タレじゃないです」


「えぇ、、?」


「タアァレェェェェェェ‼︎ですよ」


「いやいやそんなためてなかったでしょ!」


「っはっはっはっは!お前らのやりとりは面白いなぁ!」


そんな感じで3人で会話をしながら料理を進めていった。

ハイパーウルトラメガスーパーギガデリシャスワンダフルアンビリーバボーキラキラアメイジングタレェ! で味付けをしたら、どんぶりに盛ったご飯にお肉を乗せる。

仕上げに、半熟たまごとキムチなどのトッピングをして出来上がり!


「よし!どうぞ!」


「おおぉ!!うまそうだな!」


「美味しそうですね!」


「はい!簡単にできるものですが、味は一流なのでぜひ味わって食べてくださいね!」


らんさんは食べないんですか?」


「私はこの間捕まえた牛を外に放置したままなので、その子の様子を見てきます」


「わかりました!」


外の出た。

今夜もやはり雨は降らず、夜の10時を回っていると言うのにとても暑かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る