第55話 中等部編 B
「今日から慰問目的で来ましたセレスさんです。 それでは、セレスさんどうぞ!」
朝の臨時朝礼で紹介して貰った。
この辺りは初等部と同じだ。
だけど、中等部ともなると、凄く発育が良い子も混ざっているのが、ここから見ただけで分かる。
「「「「「「「「「「きゃぁぁぁぁーーー男の子だぁぁぁぁーー」」」」」」」」」」
初等部と同じで、壇上に上がっただけで、まるでアイドルを前にしたみたいに黄色い声援が上がった。
初等部と同じ反応だ。男の子って数が少ないけど、普通にいるはずなのに……何でだろう。
小声でソフィ主任に聞いてみた。
『あの、もしかして中等部も男の子が少なかったりします?』
『実は、今年は不作でD級が1人E級が2人……しかも名前ばかりの在籍でほぼ部屋に閉じこもっています。』
中等部も同じだった。
本当にこの時代の男って……勿体ないな。
『そうですか』
『だらか生徒が不憫で慰問の依頼を出したのです』
『了解です』
「声援ありがとうございます! 今、ご紹介頂いたセレスです。僕は今回、慰問という形で中等部に来ました。 どういう風に皆さんと触れ合うか考えた末、僕は、着衣ペッテイングという形で触れあおうと思います。 体育館の片隅で行っていますので、いつでも来てください! 待ってますからね」
初等部の時の行為はキスの範疇を越えていた。
ABCでいうBの様な気がする。
だから、もう最初から、これでいい。
「ペッティング?」
「ペッテイングってなんだろう?」
1人2人が考えこんでいる。
もしかして、この時代はペッティングって言葉がないのかな?
確かに、僕がいた時代でもほぼ死語になっていたもんな。
「簡単に説明しますと、裸は駄目です。基本着衣状態。水着や体操着はこの際OKにします。その状態でパンツの範囲はお互いに触れるの禁止ですが、他は自由に触って大丈夫です。勿論マウス―トゥーマウスのキスもOKです……特に僕はキスが大好きです……以上」
こんな感じかな。
胸は……僕が触らなければ問題無い……よな。
「「「「「「「「「「きゃぁぁぁぁぁぁーーー」」」」」」」」」」
いきなり、声援があがった。
内容が分かったせいか、凄い歓声があがった。
「あの……それ幾らなんですか? 高額だったりしませんか?」
少し、地味な清楚な感じの女の子が聞いてきた。
「勿論、無料ですよ。ただ希望者全員に行うつもりなので時間制限はあります……これから行いますので良かったら来てくださいね!」
それだけ伝えると僕は朝礼を後にした。
後ろからは、黄色い声がまだ聞こえてくる。
この辺りも初等部と同じだ……
しかし、やはり中等部も美少女揃い。
しかも、かなり発育がいい子が多いから、凄く困る。
やはり外見もそうだけど、スタイルの良い子が多い。
背の高さの違いや容姿に差はあるけど、どの子も可愛い子しかいない。
男性が女性を嫌うようになったから、男性を惹きつけるように進化でもしたのだろうか?
僕の生きた時代なら、全員がアイドルクラス。
ブサイクな子を無理やり探しても……水着姿のグラビアやB級アイドルレベルしかいない。
うん……本当の意味でブスは何処にもいない。
それに、性格の悪い女の子に初等部でも会っていない。
全員がある意味、完璧に近い子ばかりだ。
◆◆◆
体育館の僕のブースに行くと、初等部と同じで既に行列が出来ていた。
大人の女性4人が整理にあたっている。
「あっ、セレスくんが来たよ~」
「本当だ、若くて可愛い!」
「うんうん、カッコイイ……今から本当に触り放題、じゅる」
うっ、これは……ちゃんと水着の制限をするべきだった。
この時代、男性が女性を嫌う時代なのに……こんなのあるんだ。
TバックにOバック……凄い物になると殆ど紐だ。
まぁいいや。
この場所はパテーションで3方向区切られていているけど、一応は前から見える。
その中にあるソファに僕は座った。
「それじゃ、始めようか? 1人3分ね。ただ、最初の1人は説明を兼ねるので、時間は考えずにやってみよう? それじゃ、どうぞ! 僕はポンポンとソファの横を叩いた」
長い黒髪で色白で清楚、だけど、胸が大きい女の子がソファに座ってきた。
ワンピースだけど……ほぼ紐にしか見えない。
「あの……本当に説明のとおりにして良いんですか?」
顔を赤くして可愛い。
「ええっ、ルールさえ守ってくれるなら、あとは自由です」
「あの、私、学者目指しているんで貧乏でお金が無いんですけど、本当に良いんですか?」
「構わないですよ! それじゃ行きますね?」
いきなり押したされて
ペロペロ……ちゅぱっ
やはりLLSを舐めるんじゃ無かった……
いきなり、顔を舐め始めると……うそだろう……耳の中に舌が入ってくる。
舌のぬちゃりという音がダイレクトに聞こえてきた。
「こ、これは……」
「私、舐めるのとキスが好きなんで……違反じゃないですよね?」
「うっうん……」
僕は少しでも触れあおうと思ってタンクトップに半ズボンにしていたんだけど…….
もう、僕がなにかするんじゃなくて抱かれているそんな感じだ。
服が無い場所を執拗に舐められ、口を離したらキスされ……胸を押し付けられる。
まさか、最初からこうなるなんて、思いもしなかった。
『嘘……男の子なのに嫌がってない?』
『いえ、今キスした時舌を絡めていましたよ……』
『冗談でなかったんだ…….』
周りの声が聞こえて来るけど……これを見られるのは凄く恥ずかしい。
初等部より確実に高度になっている。
よく考えたらLLSは中等部でも続いているんだから、より上手になるのは当たり前だ……
とうとう最後には靴下を脱がし、足まで舐め始めた。
「はい、そろそろ時間です! そう言って彼女を教師が優しく引き剥がした」
「ううっ、これからが良い所だったのに……」
「駄目ですよ! 後ろにこんなに並んでいるんですから」
最初からこれ……僕の身が持つのか……
「とっとと、どいてよ!次は私なんだから」
「早く、どいて! 後ろが詰っているんだからね」
「ううっ……いいもん、またねセレスくん」
そう言うと彼女は後方に消えていった。
初等部の時は全員1回のつもりが、三回もしちゃったんだよな。
だけど……これ耐えられるのか……
◆◆◆
ガラガラペッ。
うがい薬で口を注ぎ、次の女の子を待った。
正直いってシャワーを浴びたいけど……時間がないから消毒液つきのタオルで拭く事にした。
緑色のポニーテールで黄色いリボン。
幼い顔立ちだけど……胸が凄く大きい。
フリルのついた水玉のピンクのビキニを着ている。
「あの……宜しくお願い致します」
「はい、お願い致します……」
「それじゃ……」
ソファに前と同じで押したされ、大きな胸が押し付けられた。
「嫌じゃないですか?」
いったい、どんな事するんだろう......
「別に……」
「それじゃ、これで……」
馬乘り状態から前にかがんで僕の顔を胸で挟んできた。
これは……パフパフじゃないか
「セレスさん、本当に大丈夫ですか?」
教師が心配そうに聞いて来たが手でOKサインをだした。
「僕うわぁなら構いませんから」
胸に挟まれて上手く喋れない。
「本当に良いんですね?」
「はぅい」
まさか、ルールのなかで此処までするなんて思わなかった。
まだ……
うっ、胸の谷間に涎を垂らしてきた。
それがほっぺについて滑るし口に入ってくる。
まさか二人目で此処まで飛ばしてくるのか。
中等部……凄い。
「キス好きなんだよね。あむちゅぱっ。むぐうぷはぁうんぐうんぐっ」
軽く唇を甘噛みしてから舌を入れてくる。
しかも、こちらの歯を舐めてゆっくりと口をこじ開けるようなキス。
初等部と中等部でこんなに違うのか。
やっている事は同じ……だけど、舌の絡みが比べ物にならない。
「うんぐぬちゃっ」
凄い……この体勢で胸や股間をしっかりおしつけてくる。
本当に侮れない
スクールの授業でLLSがあり、何年もしっかりと性や恋愛SEXについて学んでいる。
初等部から更に高度な技術を学んでいるのか……全然違う。
「はい、時間ですよ」
「これからが良い所だったのに......じゃぁねセレスくん」
「ハァハァ じゃあね」
初等部と同じに考えたら大変な事になるぞ……
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