第39話
(夏美視点)
誠二の家に遊びに来た。
ただいつもと違い誠二ではなくてフユに合いに来たのと、私の隣にはサナというペットがいる。
今日の目的は、サナをフユに紹介するのが目的で、平日の日は誠二はあまり一緒に遊べない。
「ごめんね、もうすぐ締め切りだから」
「ううん、誠二はデートの為に頑張ってくれているから」
遊ぶために自由に使える資金を調達すると言って、夜間の数時間を仕事に充てている。最近はお母さんが再婚して冬香が義妹になったりと忙しかった為、滞っていたがまた再開できるようになったらしい。
うちの学校はアルバイト禁止のはずだけど、例外的に家庭の事情を説明し教師に説明すればその限りではない。去年の夏休み後から、少しずつ忙しそうにしているのを見て来た。
2月3月頃には仕事と学業でもっと忙しそうにして遊べなかった矢先に、4月になって余裕ができるという時にお母さんとフユが来た。
私達は手を振って、誠二を仕事部屋に送り出すと、何か気になったようで仕事に入る直前に部屋に入るのを躊躇う様に振り返って聞いてくる。
「夏美と佐奈っていつの間に仲良くなったの?」
「ついこの間、誠二が佐奈に相談した事でいろいろ話し合った時にね」
「ごめん誠二、我慢できなくて、夏美に文句を言いに行ったんだ」
サナが不安になったのか私の手を握って、身を寄せて誠二に仲良しアピールを見せつけている。
何か不穏な物を感じ取りかけた誠二は、佐奈の様子を見て落ち着いた様子を見せた。
「仲良くしてくれているならいいけど、夏美ごめん。本当は俺から言うべき事だったんだ」
「うん、誠二は私達の心配をしてくれてるだけだもん」
私に申し訳なさそうな顔をして誠二は謝ってくる。少し離れたいと聞いた当初はムカついたけど、今はもうどうでもいい。想像する未来では、私達で幸せになるという事が確定していて、つまらない過去なんてどうだっていい。
サナと反対側にいるフユを私が引き寄せて、肩を抱く。
「今日はフユがね、学校の授業の雰囲気についていけなさそうだったから、その対策会」
「ほら教師によって授業の特色っていうか、雰囲気があるだろ。先生の雰囲気というか」
フユは普通に勉強ができる方なので方便を考えるのに、少し頭をひねった。だから転入して来て学力はついていけるけど教師の人なりや授業の雰囲気が掴めないという事にした。
そんな面倒な事をするのは、やっぱり後のサプライズを彼氏にしたいから。
「あー」と言って納得して、扉の向こうに行く誠二は純粋に遊びたそうにしながら、名残惜しそうに「じゃあ」と言って部屋に入っていった。
私と遊ぶお金の為に仕事して、私と過ごせる時間が少なくなってるのは本末転倒ではないかと思うけど、今は誠二が私達に関わってこれない時間に感謝する。
なんの仕事をしているか分からないけど、誠二は自室ではない仕事部屋をお義父さんに借りて、パソコンと向き合い、時々通話する音声が聞こえてくる。
私達はサナをフユの部屋に押し込める。
「ナツ、この子はこの間、私達と誠二の求愛を見て発情して、目の前で見せつけされて発情してた子でしょ」
「そうよ。サナ、見せてあげて」
「はい」
私とサナで家に上がった時から来ている同じコートを脱いて、その下を見せる。
サナの部屋で仕込んできた私達のコスチュームはほぼ存在しないに等しい、極端な部分に振動するおもちゃをテープで張り付けて、お尻からはしっぽが伸びている。
最後の仕上げ、バックの中からイヌミミカチューシャを取り出してサナと私にそれをつけると、最後に私が一つのリモコンを口に咥えてフユに渡す。
「んっ」
「偉いねナツ。よしよし」
フユに頭をナデナデされると、ついでにリモコンにスイッチが入れられる。
無線付きのおもちゃのチャンネルは私とサナの分で統一されて、一斉に震えだして、つけられたしっぽは喜ぶようにフリフリと動き出す。
「んあぁっ」「おお」
二人で崩れ落ちる。四つん這いになって獣のような声を上げ、人の言葉を忘れてメスの獣になっていく。
舌を舐めずりまわし、野獣の様に鋭い目つきで私達を捕えると、フユの視線が支配的に変わる。妖艶で美しくゾクゾクするほど魅力的な私の主の目だ。
私の頭を撫でていた手が、顎を捕えて引き寄せるとフユに唇を蹂躙される。そうしながら手招きでサナを招き寄せる。
フユがリモコンを手の届かない場所に投げ捨ててドロドロに蕩けた私の口を放して、今度はサナに襲い掛かる。
全身を襲われ、口を蹂躙され主を私からフユに書き換えられるサナを見て、全身を振動に襲われながらすっごく興奮した。
「じゃあ、次は二人で全力で遊んでよ」
「「わん」」
ご主人様の命令を聞いて、私とサナはお互いの身体を互い違いの姿勢になって貪りつくした。
サナが経験する初めてをすべて奪わない様に手加減しながら、全力で遊びつくした。
フユが男の形を模倣した物を身体に身に着け、私を選んで遊ぶことにした。
「ナツは物足りないだろうから、手伝ってあげる」
その言葉は私にとっての破滅を意味していた。喉から出る声は海獣のような鳴き声だった。
フユから杭を打ち付ける様に激しい仕打ちを受けると、私とサナの身体は擦れ合い、それもまた気持ちよく感じる。でも正直言って誠二とする危ない背徳感が満たされない。
それから私達は女同士の繋がりに心地よさを覚えながら、互いに堕落していった。
数時間かけてサナはもう一人のご主人様を覚えて、すっかり懐いて私達双子に挟まれていた。
「この子、素直になったね」
「でしょ、サナは可愛いよ」
「ん~、大好き」
冬香に撫でられて、サナは言葉にならない声で喜んだ。まだ誠二には言ってないけど私達家族のペット確定だ。
体液まみれの肉のサンドの中で、サナの身体にマーキングする様にキスをするのが抑えられない。
キスされて上擦った声で「ナツ」と甘える事を出しながら、フユに抱かれて後ろから繋がりながらも反撃する様にサナが私にキスを返している。
もうボーイッシュ性など消えて可愛さしかないけど、サナはいい女だって、誠二に伝えなきゃ。
一番びっくりするタイミングで、サプライズしよう。
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