第19話:ドマゾメスブタ


「その……」


 で、一人一部屋を宛がわれて、俺は個室でベッドに座っていた。少し離れた部屋にルミナスがいて、イゾルデに関してはそもそも心配もいらないだろう。その俺がダークエルフであるというだけでエルフの王国では唾棄されるべき存在で。実際に周囲の樹々の反応は正にキモオタを見た純情乙女のような。まぁ植物にキモいと言われるのは既に慣れているのだが。


 そのまま寝てしまうか悩んだがのだが、そのタイミングでナバイア……つまりエルフの女王が訪ねてきた。別に敵でもないので部屋に入れると。


「お姉様」


 お姉様じゃねえよ、とは言いたかったが、まぁアバターとはいえ肉体はリリスであるし、俺をお姉様と呼ぶのも不思議ではない。そのナバイアは俺の部屋で二人きり。そのまま何をトチ狂ったか、衣服を脱ぎ始める。彼女はエルフであるが故か、あまりに美女で、ついでにおっぱいも大きい。おそらくカップで言えばFとかGのレベル。ちなみに言っておくと俺のアバターも同じくらいあるのだが。そうして下着姿になったナバイアは、そのまま土下座して俺に謝罪する。


「私の国民が失礼をしました。如何様にも処罰をお受けいたします」


「なんで服を脱いだんだ?」


「私の屈辱的な半裸土下座が最もお姉様のサディズムを満足させるからと愚考しました次第で」


 うーん。上級者。


「エルフの王国を手中に収めている女王の私が、その人権をお姉様に譲渡する。つまり間接的にエルフの王国はお姉様に屈服しているとは取れませんか?」


「じゃあ半裸のまま尻を俺に向けろ」


「仰せの通りに」


 そうして半裸の巨乳美女が俺に尻を向ける。四つん這いの状況で、それ自体が屈辱的な姿勢だと自認して。その綺麗な尻を俺は手に持った鞭状の植物のツルで打った。パシィンと音がして、ナバイアの尻に赤い鞭打ちの痕が鮮明に残る。


「お、ほぉぉぉ!」


 さらに鞭を打つ。


 パシィン! パシィン! パシィン!


「おほ! おほぉ! おほぉぉ!」


 打たれるたびに王女にあるまじき嬌声を上げるナバイア。娘であるイゾルデには見せられない光景だ。


「気持ちいいのか? お仕置きなのに喜んでどうする?」


「お姉様に鞭を打たれるのは私にとって光栄ですぅぅぅ!」


 さらにパシィンと鞭を打つ。


「おほ! おほぉ! 光栄です! お姉様!」


「誰がお前をエルフだと肯定した?」


「それはどういう……」


「お前はブタだ。ドマゾメスブタだ。メスブタにはメスブタなりの鳴き方があるだろう?」


 さらにナバイアの尻に鞭を打つ。


「ブ……ブヒィ……ブヒィィィ!」


「そうだ。お前みたいなドマゾメスブタにはその鳴き方がお似合いだ。ほら鳴けよ」


「ブヒィ! ブヒィ! 私は卑しい家畜奴隷ですブヒィ!」


 鞭打ちで赤くなった尻を晒して、獣のように鳴くナバイアの、その四つん這いの姿勢を嘲って。俺は彼女の頭部を踏みつける。


「ブヒィ……私を踏みつけて貰ってありがとうございますッッ」


「本当にただのドマゾメスブタだな。生きていて恥ずかしくないのか?」


「お姉様の前でだけですぅ。下着のみで土下座を見せるのはお姉様にだけですぅ」


「お前のマゾっぷりにドン引きなんだが。しょうもないよな。ナバイアは」


「ブヒィィ! 私はお姉様に飼っていただいているメスブタですからぁ。お姉様の軽蔑も私にとっては至福ですぅ」


「ほら、御褒美だ」


 パシィン!


「お……お……ぎもじぃぃ!」


 流石にルミナスには見せられない光景だな。だがナバイアがノリノリで嬌声をあげるのは俺にとってもちょっと興奮する。リリスの身体を使っているが、俺も人格の部分では男だったのだろう。


「アーゾルお姉様ぁ。もっとぉ……もっとぉぉ……」


「だったらお願いすることがあるんじゃないか?」


「ブヒィ……ブヒィ……私ナバイアはお姉様の忠実な家畜でございます。ドマゾメスブタでございます。ぶたれるのが好きな終わっているどうしようもないメスブタに鞭打ちの御褒美を与えてくださいませ……」


「ほら」


 パシィン!


「おぉぉおほッ! んぅぅ! ぎもぢぃぃ!」


「娘はダークエルフに堕ちたが、メスブタ扱いされて喜ぶお前はそれ以下だな」


「私はお姉様の家畜ですぅ。ダークエルフより価値のないブタですぅ」


「国民に申し訳ないと思わないのか? エルフの女王がブタで統治されている国民も可哀相になぁ」


「ごめんなさぁい私の領民たち……。でもお姉様に嬲られるのが私の本性ですわ。このブタにとってはお姉様に忠誠を誓う家畜以上の価値なんてありません。おほぉ! お姉様に鞭打ちされるの感じちゃうぅ!」


「おいブタ」


「何でございましょう……お姉様ぁ」


「俺の許可なく人語をしゃべるな。ブタだっていう自覚が無いみたいだな?」


「ブヒ……ブヒブヒ……」


 パシィン!


「ブヒィィィィ!」


 そうしてひときわ甲高く鳴いたナバイアは、そのままエクスタシーを覚えてのけた。


「お姉様。調教が御上手くございますのね」


「まぁ否定も難しいのが何とも言えんのだが」


「ん♡ ……ちゅ♡ お姉様ぁ……」


 で、半裸のまま、尻を真っ赤にはらして、俺にすり寄ってナバイアはキスをせがんでくる。俺がエルダーエルフだと知って、その上で俺に全てを捧げているのだ。俺もキスを受け入れて、そのまま彼女の女体をまさぐる。俺の肉体も女子……というかエルフだろうとダークエルフだろうと、基本的に女しかいないらしい。そのまま、百合の空間を展開する。


「お姉様ぁ……だいしゅきぃ……私の全てをお姉様に捧げましゅぅ……」


「じゃあ王国のトップであるお前が俺の家畜になれるか?」


「お姉様が望むならぁ。私は最初からお姉様のメス奴隷ですぅ」


「いい子だ。ほら」


 ペチペチと尻を軽くたたく。既に鞭打ちを受けている真っ赤に腫れたナバイアの尻が、俺のタッチに疼いて痛みを再燃させる。


「痛いぃ……んんぅ……けど気持ちいいィィ」


「おいブタ。お前は俺のモノだよな?」


「はいぃぃお姉様のモノですぅ」


「お前は何のためにあるんだ?」


「お姉様に凌辱されるための消耗品ですぅ。私を嬲ってストレス発散してもらえれば使われている私にも価値がありますぅ」


「そうだな。お前は道具として使われる以外に価値は無いからな」


「使われるために頑張ります……ご主人様ぁ……いえ……持ち主様ぁ」


「道具としての自覚が出来たようだな。そうだ。お前は俺の持ち物だ。飽きたら捨てられるだけの存在だ」


「ブヒィブヒィ。このブタを紙屑のように使い捨てていただければ光栄ですぅ」


 そうして俺はナバイアを嬲った。ブタを自認する彼女が本気で俺に依存しているのは悟れているし、であれば俺も相応の対応をするだけだ。













※――――――――――――――※


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