第5話 来客

本来であれば、俺のプランでは先ずはプレオープンを行って、注目を集めてから美容院をオープンさせるつもりだった。

でもここは異世界、そんな事は出来ない。

美容院開店に向けた準備は整ったものの、いつオープンとするのかと考えてしまった。

ここはしれっとオープンするしかないみたいだ。

残念で仕方が無い。

今はこの異世界を知ることが最優先だ。

お店をオープンさせる前に俺は、異世界を学ばなければならない。

そう考え、お店を出ようと思っていた所、来客があった。


シルビアちゃんである。

前に差し上げたコンビニ傘を片手に、初老の男性を伴って現れた。

その男性は小粋にハットを被っている。


「店長さん、この前は本当にありがとうございました!」

シルビアちゃんは元気に頭を下げていた。

それに倣って初老の男性もハットを軽く持ち上げて頭を下げている。

随分手慣れた仕草だ、堂に行っている。


「返しに来なくてもいいのに・・・」

やっぱり来たか・・・

だと思ったよ。

随分興味を持たれてしまったみたいだ。

あの出口でのラリーからこうなるだろうなとは思ってはいたのだが。

案の定だよ。


「店主様、この度は娘を救ってくださり、ありがとうございました。私しはシルビアの父で御座います」


「お父様ですか?」

あまり似て無いな・・・


「はい、よろしくお願い致します。名をマリオ・レイズと申します」

マリオさんか・・・確かにマリオ髭を携えている。

配管工技師には見えないが・・・


「ご丁寧にどうも、私は丈二・神野です。よかったらジョニーと呼んで下さい」

申し遅れましたが、私は神野丈二(かみの じょうじ)と申します。

仇名はジョニー。

その由来は分かって貰えると思うが、丈二の丈はジョ、二はそのまんまのニ。

よくある名前をモジった仇名だ。

親しい者達は大体俺をジョニーと呼ぶ。

他の者に言わせると、生まつき俺は髪色は茶色で、瞳の色も茶色。

俺は日本人らしからぬという事らしいのだが、どう見ても俺は日本人の顔立ちにしか見えない。

まあたまにイケメンと言われることに嬉しくはある。

本人的にはそうは思ってはいないが、それなりに努力はしている。

若作りはしていますよ。

乾燥を防ぐ為にオイルを塗ったりとか・・・

今は詳細は省こう。


それよりもマリオさんだ。

どう見てもその也は商人だ。

だろうなとは予想出来ていた。

だって、シルビアちゃんは発火木を発明品と言っていたしね。

それを販売するとなると商人以外には考えられないだろう。

マリオさんの脇に控えるシルビアちゃんは、何故だが満足げな表情を浮かべている。


「店長さん、この傘はお返しいたします!」

シルビアちゃんはコンビニ傘を差しだしていた。

受け取ると、俺はコンビニ傘を傘立てに立てかけた。


「して、ジョニー店長は魔導士様であられるとか?」

マリオさんから直球が投げられてきた。


「いえいえいえ!違いますよ!私は只の髪結いさんですよ!」

そう言わなかったか?シルビアちゃんよ。

ああ・・・本当は美容師と言いたい!


「しかし、娘曰く、魔道具を沢山お持ちであるとか・・・」

マリオさんがシルビアちゃんを見つめる。


「そうです父上!店長さんは魔道具で雪で濡れた私を乾かしてくださいました、とても暖かな風が吹く魔道具でした」

ドライヤーね。

こりゃ参ったな、気を引き締めて掛からないと、可笑しな方向に話が向かってしまいそうだぞ。

こうなっては嘘に近い真実で話をするしかないな。

あー、やだやだ。


「困りましたね・・・お初の方に話す話ではないのですが・・・これには秘密が有りまして・・・」


「ほう、秘密ですか?」

眉を寄せるマリオさん。


「はい・・・」


「それをお披露目下さると?」

マリオさんは探る様にこちらを見ていた。


「ここだけの話にして貰えるのならばですが・・・」

マリオさんが自分の胸を叩いた。

好奇心で目が大きくなっている。


「ジョニー店長、お任せ下さいませ!これでも商人の端くれで御座います。商人は嘘はつきません!ここだけの秘密とさせていただきます!」

おおー、のってきましたね。

では遠慮なく。

俺は受付の戸棚の中にある道具を取り出した。

それを二人に見せる。


「これはいったい・・・」


「これは魔道具です」

真剣な眼差しで俺は二人を見つめた。


「どんな魔道具なのでしょうか?」

期待しているのか、マリオさんとシルビアちゃんはにやけている。


「これは・・・秘密をばらす事が出来ない魔道具です」


「なんと?!その様な魔道具があるのですね!」

そんな物ある訳が無い。

これは只のボイスレコーダーです。


「いいですか?私に続いて言葉を発して下さい。いいですね?」

マリオさんとシルビアちゃんが緊張の面持ちで首を縦に振っていた。


「私は秘密を守ります」

ここで録音ボタンを押す。


「「私は秘密を守ります」」

二人が俺に続く。

しめしめ・・・これで言質は頂きましたよ。

停止ボタンを押す。

そして俺は再生ボタンを押した。


「「私は秘密を守ります」」

自分達の声が知りもしない道具から発せられて怯える二人。


「ええっ!」


「なんと!」

思わず俺はニンマリしてしまった。


「分かって貰えましたか?」


「それはもう充分に・・・」


「はい・・・」

まだ怯えている二人。

商人は信用が全てですからね。

言質をとったからには守るしかないでしょう。

フフフ・・・

少々狡いかな?

でもこれで担保出来ただろう。


「実は・・・」

今度は息を飲む二人。

唾を飲み込む音が聞こえてきそうだ。


「実はこのお店の魔道具は全て・・・私の親友である大魔導士に造って貰った物なのです!」


「親友様!」


「ななっ?」

こうなってくると、嘘に近い真実ではない。

限りなく真実から遠い嘘である。

でも俺は親友と言ったのであって、固有名詞は使っていない。

だから俺から言わせれば、このお店も親友なのだ。

それにドライヤーを仕入れた美容材料屋さんもね。

まあ嘘に変わりは無いのだが・・・


でもよく考えてくれ。

これ以外の切り抜け方があるのなら是非ご教授願いたい。

だってこの世界の事を俺は何も知らないんだからね。

これぐらい大目に見てよねってさ。


「そしてこのお店自体も親友の大魔導士に造って貰ったのです!」


「そう言う事でございましたか!」


「そうでしたか・・・」

何か合点がいった様子のマリオさん。


「有る時突然こちらのお店が出来上がっておりましたのも、そういう事で御座いましたか!納得で御座います!」

云々と頷くマリオさん。

シルビアちゃんは未だに驚いている。

そうなんだ・・・知らなかったよ。

ある時突然にね・・・

まあそうなんでしょうね。


でも!これは切り抜けれそうだぞ。

こうなっては一気に畳みかけるしかないな。

今がチャンス!


「はい!私はこの土地の出ではありません。遥か遠くのジャポンという東方の小国の出身であります。ある理由から国に居ることが敵わなくなり、仕方なく親友に頼ってこちらの土地にお店を構えることになったのです」

俺は項垂れてみせた。

少々芝居がかっているか?

大根でないことを祈ろう。

マリオさんとシルビアちゃんを見る限り大丈夫そうだ。

可哀そうにと言いたそうな顔をしている。

しめしめだな。


「左様で御座いましたか・・・」

マリオさんが優しい眼で俺を見つめる。


「これ以上詮索は致しません・・・」

やったぞ!勝った!

ん?何にだ?

まあいいや。


「その為、私はこの国の事に関してはど素人でして、宜しければご教授いただけますと助かるんですが・・・」

そうかそうかと頷くマリオさん。

シルビアちゃんはやっと話についてこれたみたいだ。

頼ってくれという視線を俺に向けている。


「分かりました!私で良ければ力になりましょう!これも何かの御縁です、私で良ければ頼って下さい!」

よっしゃー!

棚ぼたキター!

早速運が向いて来ているな。

これも参拝のお陰か?

氏神様!ありがとう御座います!


「では早速・・・のその前に、何か飲まれますか?」


「宜しいので?」


「それは是非!」

それぐらいしないと罰が当たりますよ。


「何か好みは有りますか?」

俺はコーヒーにしますけどね。

マイペースは崩したくはない。


「私は特に御座いません、もしよろしければお勧めでお願いします!」

期待の眼差しで見つめられた。

ん?何でだ?


「私は甘い飲み物が好きです!」

こちらも期待の眼差しだ。

なんで期待の眼差し?

そうか、シルビアちゃんはカップラーメンを食ってるしな。

何か知らない飲み物を期待しているんだな。

ではその期待に応えてみようか。

シルビアちゃんは甘い飲み物ね。

マリオさんには・・・コーヒーは・・・不味いよな?

だってこの世界にコーヒーが有るとは思えないしね。

でもここは敢えて反応を見て見るかな。

どんな反応をするのか楽しみだ。


俺はコーヒーを準備しつつ、シルビアちゃんにはオレンジジュースを用意した。

待たせるのもなんなので、シルビアちゃんにオレンジジュースを差し出す。

するとまじまじとオレンジジュースを眺める二人。

あれ?もしかしてオレンジジュースも無い世界なのか?

これは不用意だったか?


「店長さん、これは何なのでしょうか?」

シルビアちゃんからの質問だ。


「これはオレンジという果実のジュースですよ、甘くて美味しですよ」


「オレンジ?」


「果実で御座いますか・・・」

首を傾げる二人。


「まあ、飲んでみて下さい。決して不味い物では無いと思いますよ」


「はあ・・・」


「左様で御座いますか・・・」

シルビアちゃんが恐る恐るオレンジジュースに口を付ける。

それを心配そうに眺めるマリオさん。


「おっ!・・・美味しい・・・酸っぱくて甘い!」

目尻を緩めるシルビアちゃん。

その発言に羨ましそうになったマリオさん。


「シルビア、私にも一口くれないか?」


「嫌です!お父様!これは誰にも差し上げません!」

ウッソ!そんなになの?

いがみ合っている二人。

俺は見ていられなくなって、そっとマリオさんにオレンジジュースを差し出した。

すまなさそうにそれを受け取ったマリオさんは、一度俺に頭を下げてからオレンジジュースを口にした。


「なんと!これは美味しい!甘みと酸味を感じる!それでいて果実の旨味が閉じ込められている!・・・何となくオレガの味に近いですが、これほどの甘みはないです!」

ハハハ・・・そんなになんですね。只の100%オレンジジュースですよ。

とは言っても甘味料は入っていると思うけどね。

どこが100パーセントだ!と言いたくはなるがこれが日本品質だ。


それにしてもこの世界にはオレンジは無いのか?

そのオレガというのが類似品なんだろうか?

そんな二人の反応を眺めつつも、コーヒーを淹れる俺。

良い匂いが立ち昇ってきた。

うん、安定のオイニーだな。


「この匂いは・・・嗅いだことは有りませんが・・・心が落ち着く様な気がします・・・」

マリオさんが感想を述べた。

言いたいことは分かる。

コーヒーは味だけでは無く、匂いを楽しむものですからね。

この匂いが最高の味付けだからさ。

これを分るのは、それなりの年齢を重ねなければ分るまい。

違うかな?


「せっかくだからシルビアちゃんも飲んでみるかい?」


「ぜ、是非!」


「でもシルビアちゃんには苦いかもしれないよ」


「苦いのですか?」

シルビアちゃんは嫌そうな顔をしていた。


「嫌なら止めておくが?」


「いえ!せっかくですのでお願いします!」

シルビアちゃんは好奇心旺盛の様だ。

おぼこく見えるが、結局この子はいくつんなんだろう?

今はどうでもいいか。

さて、これで良いだろう。


「熱いのでゆっくりと飲んで下さいね」

カップを受け取ると軽く会釈する二人。

二人ともフーフーとコーヒーを冷まそうとしている。

俺は一口コーヒーを飲む。

うん!いつも通りの良い味だ。


「これは!・・・表現に困りますが、匂いといい、味といい。実に深みがありますね。少々苦いがこれはこれでいい」

始めてコーヒーを飲んだ人はこんな感想なんだろうな。

何となく分かるよ。


「・・・私には・・・苦いです」

シルビアちゃんは案の定の反応だった。

若い女性のコーヒーへの反応はこんなもんだろう。

シルビアちゃんには砂糖が必要かな。


「シルビアちゃん、これを入れてごらん。美味しくなるからさ」

俺は砂糖の入った容器を手渡す。

受け取ると、容器の蓋を開けて中を覗き込むシルビアちゃん。


「これは・・・砂糖ですか?」

砂糖を見て固まってしまったシルビアちゃん。


「そうだよ」


「なんと!その様な高価な物をあっさりと!」

あれ?やっちまったか?

砂糖が高価なんだね、そりゃあそうか。

砂糖は何気に加工が大変な代物だからね。


「それにこの色です!真っ白です!純度が高いのでは?」

しまったな、要らない事をしてしまったみたいだ。

欲しいと言われるだろな。

不味ったなこれは。


「純度がどうかは知らないですが、気にせず使って下さいよ」

純度が高いに決まっている。

日本の技術力を舐めてはいけない。

ここはしれっと逃げたいところだ。

逃がしてくれるかな?

無理だろうな。


「そう言われましても・・・」


「いいから!ドバっといっちゃってください!甘味ですよ!甘みですよ!」

ここは勢いに任せよう。


「さあ!早く!早くしないと砂糖が解けないよ!」


「は、はいー!」

俺の勢いに負けてシルビアちゃんが砂糖をドバドバと入れる。

ああ・・・入れ過ぎだ。

まあいいや。

シルビアちゃんはスプーンで掻き混ぜている。


口に含むと、

「美味しい!」

笑顔になっていた。

手の掛かることです。

甘すぎると思うのだが?

本人が美味しと言っているのだからいいか。

にしても何とか逃げられたかな?

無理があるよね・・・




いいから本題に入ろうか。

「さて、先にもお話した通り、私にはこの国の常識などを持ち併せておりませんので、是非ご教授いただきたい。宜しいでしょうか?」


一度頷くとマリオさんが答える。

「この様におもてなして頂いただけでは無く、娘もお世話になっております。何なりとお尋ねくださいませ」


「助かります、先ずは貨幣についてです」

ここを知らないと何にも始まらないからね。

現実的と笑って下さいな。

食っていかないといけないからね。

現実は甘く無いのだよ。


「はい、この国では・・・」

マリオさんは内ポケットに手を入れて、財布を取り出した。

そして俺に硬貨を差し出す。


「この様な貨幣を使っております」

その手には金貨が握られていた。

簡単な意匠を凝らした紋章の様な絵柄が刻まれている。

俺はそれを手に取った。

ほう、金貨か・・・サイズ感としては5百円玉ぐらいの大きさと重さだ。

問題はこれがどれだけの価値があるのかということだが・・・


「これは金貨ですか?」


「左様で御座います、他にも銀貨、銅貨が御座います。銅貨は100枚で銀貨1枚、銀貨は100枚で金貨1枚です」

分かり易くて助かるな。

要は銅貨が1円で、銀貨が100円、金貨が1万円。


「なるほど・・・知りたいのはその金銭価値なんですが・・・どうしたものか・・・」


「金銭価値で御座いますか?」

マリオさんは顎に手を当てて考え込んでいる。

この世界と日本と金銭価値が同じ物はなんだろうか?

何がある?

水は・・・違うな・・・カット料金は?・・・駄目だな、ピンキリだしな。

そうだ!


「マリオさん、発火木ですが、いくらで販売しているんですか?」


「発火木で御座いますか?」


「はい、そうです」

こちらから歩み寄った方が分かり易いだろう。


「発火木は一箱銀貨5枚で販売しております」


「そうですか・・・」

仮に銀貨が日本で100円だとすると、発火木は500円になる。

マッチの値段としては高いが、発明品と言っていたからね。

そうなるとその価値は通常よりも高い。

大体その価値が5倍と考えるとマッチは100円均一で普通に買える。

そうなると銀貨は100円と見做すのが妥当だろうか?

判断に困るが、そう一端位置づけるのが良いだろう。

よし、そうなると銅貨は1円、銀貨は100円、金貨は1万円となるな。

分かり易くてちょうどいいな。

まあどうにかなるだろう。

いつでも修正は出来るしね。


「次にこの国はダンバレーと言うんですよね?」


「左様で御座います、そしてこの領地はメイデンと言います」


「メイデンですか、分かりました。他にも・・・」


いろいろ聞いて分かった事は、先ずはこの国は王政の国であり、王族や貴族が居るとの話だ。

文明としては中世ヨーロッパぐらいだと推測される。

そして人族が大半だが他にも種族は要るみたいだ。

数はかなり少ないらしいが。

エルフやドワーフがいるのだろうか?

因みにダンバレーには人族しか居ないらしい。

人族以外にも会ってはみたいが、どうやらその機会は薄いみたいだ。


予想通りマリオさんから申し入れられてしまった。

「ジョニー店長、この傘で御座いますが仕入れさせて頂けないでしょうか?」

こうなるだろうとは思っていた。

そうなるに決まっているだろう。

でもここは断るしかない。


「マリオさん、心苦しいですが、お断りさせて頂きます」


「どうしてもでしょうか?金貨1枚出させて頂きますよ!」

俺の予想通りであればコンビニ傘が1万円になる。

ぼろ儲け出来るぞ。

でもそうはいかない。

何故かって?

ここは美容院だからだ。

俺は美容院を経営したいのであって、道具屋を経営したい訳ではない。

とは言っても、どうにも食うに困ったら方向転換しなければいけなくなるかもしれないが、それは奥の手としておきたい。

俺は美容院を開きたいのだ。


「マリオさん、申し訳ないですがお金の問題じゃないんです。私の拘りなんです。ここは髪結い屋であって、道具屋では無いのです。分かって貰えないでしょうか?」

ああー、美容院と言いたい!

マリオさんは項垂れている。


「・・・左様で御座ますか・・・ですが!この傘は買い取らせて下さいませんか?販売用では無く自己所有として持たせて頂きたいのです!」

うーん、そもそもあげた物なんだけどな。


「この傘はシルビアちゃんに差し上げたんですけどね・・・」


「そうはいきません!商人としてはタダで物を貰う事などあってはならない行為です。これは私の拘りです!分かって頂けますよね!」

これは一本取られてしまったな。

ここまで言われたら販売するしかないな。

この代金は俺の小遣いとしておこう。

お店の売上には含まない事にしよう。


「そこまで言うならば、そうさせて頂きます」

俺はマリオさんから金貨1枚を受け取った。

異世界の金銭を俺は始めてゲットしてしまった。

小遣いだけどね。

ハハハ。

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