第4話

撮影は順調に終わった


唯ちゃん心配して見に来たのかな?


同じ名前の人間だもんね


唯ちゃんにちゃんと僕がレオだって言おうかな?


でも、誰が信じれる?


そんなことを考えてたら夏樹が唯ちゃんたちの方に行っていた


え!?夏樹何してるの!?


いや、可愛い子いるから連絡先を聞いとこうと思っててそれは事務所的にNGでしょ!


もうー何やってんだて引っ張ったら唯ちゃんが


「私の飼ってた猫と同じ名前なんで見にきました」


僕はどうしようと思ったけど


唯ちゃんに「へー同じなんだね偶然だね」


いや、違うこんなことを言いたかったんじゃない


僕は本当は君が飼ってる猫のレオなんだ!!てなんで言葉が出ないんだ!?


人間て難しいなー猫ならスリスリしたらわかるのに言葉じゃないと伝えれない


唯ちゃん気付いて!!て心の中でもがきながら


夏樹を引っ張っていった、、、


夏樹になんでレオだよて言わないんだよ!?


て言われても人間の僕の姿でどうやって説明するんだよ!?


ちゅーちゅーが大好きな人間て変人扱いされて


気味が悪いて言われて終わりでしょ?


金見の迷惑になることはしたくない売れっ子モデル神無月れおが今の僕だから


唯ちゃんもう少し待ってて


僕はいつ猫に戻れるんだろうか、、、


  



唯達はあれが神無月れおだよ


髪の毛が綺麗なグレー目はキレイなブルー


レオにそっくりでも、似てるだけよね?


レオがいなくなってからずっと探しても見当たらない


レオに似たモデルなんていやいやまさか名前だけよね


目がくりんくりんのブルーの瞳


そうそういない


レオが人間になった!?いや、まさか


みゆが「ねー唯かっこよかったよね」


唯「かっこよかったけどレオにそっくりなの」


みゆ「レオがいなくなったからレオにそっくりに見えるだけじゃない?」


唯「まさかレオが人間になったんじゃ!?」


みゆ「唯疲れてるんだよーそんなことあるわけないって」


唯「そうだよね」「うん、ずっと最近レオがいなくなって寝てないせいだよね」


帰ってちゃんと寝よう


みゆは唯を抱えて撮影会を後にした





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る