第2話

金見が設定した食事会


僕は食べれる物が決まってるから居酒屋らしい


夏樹は「レオくんと食事出来て嬉しい」と喜んでいた!


僕は相変わらずクールにしていた


食べたら帰ろうそのくらいに思ってたのに


金見はせっかくだし友達を作りなさいと言う


仕方ない金見の言う事は聞かなきゃ


「夏樹くんはなんでモデルになったの?」


夏樹は「俺記憶喪失で倒れてたら今のとこに拾われたんですよね」


あれ?なんか僕と似てる!?


「レオくんはなんでモデルになったんですか?」


「僕は金見がスカウトしてくれてそれでモデルになったんだよね」


夏樹は「レオくんてっきりイケメンだからモデルになったんだと思ってました」


うん、イケメンだからなれたんだけど


「いや、夏樹くんの方がイケメンでしょ」


金見に教えてもらったコミュニケーション法を実践してみた!


褒められたら褒め返せ


うん!僕出来るじゃん!


夏樹は

「俺かっこよくないからまだCMもそんなにないし、レオくんみたいに売れたいんですよね」


僕売れてるのかな?


金見が頑張ってくれてるからなんだけど


「夏樹くんもCM撮影とか雑誌とか仕事もらったらいーんじゃない?」


「僕は金見のおかげで今があるんだ」


夏樹「僕も今の社長のおかげなんです」


なんだかいい奴かも僕に似てる


夏樹「そうだ!LINE交換しませんか?」


金見に持たされた携帯には金見しか入ってない


いい奴ぽいし交換しとくか


「うん、いーよ」


「レオくんと友達になれた嬉しい!!」


僕もなんか嬉しいぞ


でも、クールにしとく


夏樹「じゃあ僕のことは夏樹て呼んで下さい」


レオ「夏樹な!じゃあ僕のことはレオでいーよ」


同い年なら当たり前に呼び捨てがいいよな


夏樹からLINEが来た


「僕、レオの秘密知ってる」


え!?僕の秘密を知ってる!?どーゆーこと!?


夏樹の顔を見るとニコニコしている


なんでだ!?僕だけが知ってる秘密を!?


とりあえずLINEで返信


「何の秘密?」


「レオと僕だけの秘密」


益々わからない


「夏樹と僕の秘密てどーゆーこと!?」


夏樹はずーっとニコニコしている


「また今度会った時に教えるね」


僕をからかって遊んでるのか!?


ムッとしてたら


夏樹がまあまあと肩を抱いてきた


僕が猫てことを知ってる!?


まさか


他の秘密!?


金見と暮らしてるのはみんな知ってるし、、、


余計に僕を悩ませて楽しんでいるのか?


僕は気になってその晩寝付けなかった


次の日も夏樹と撮影だった


次会ったらて今日かな?


そんなことを考えながら仕事していた


仕事が終わり帰ろうとしたら


夏樹が「レオ時間ある?」

「2人で話したい」


金見に夏樹と遊んでくると言って2人で出掛けた


「夏樹、ちゃんと説明しろよ!!」


「とりあえずついてきて」


夏樹についていくとどこか見覚えのある廃墟ビルの通りに連れてこられた。


夏樹「ここでレオ倒れてたよね?」


あっ見覚えあると思ってたのはそれでか


夏樹「レオに服着せたの僕なんだ」


夏樹「裸で倒れてたから靴のサイズはわかんなくて

とりあえず服だけはと思って」


「夏樹が服を着せてくれたんだ。」

「とりあえずありがとう」


「でも、夏樹なんで僕が倒れてた場所にいたの?」


夏樹「僕もここで倒れてたからたまに来てたんだ」


夏樹「そしたらレオが倒れてた」


レオ「夏樹は記憶ないんだよな?」


夏樹「実は記憶あるんだよね」


レオ「え!?」


夏樹「実は元猫なんだよね」


レオ「え!?」

「てことは僕も元猫なの知ってるてこと!?」


夏樹「確信があったわけじゃないけどもしかして僕と同じかと思って」


レオ「じゃあ猫に戻る方法知ってる?」


夏樹「それはわからない」


BARに行こう擬人化猫いっぱいいるから


レオ「僕だけじゃない!?いっぱいいるの!?」


BARに来た普通の人達


レオ「どの人が擬人化猫なの!?」


夏樹「マスター」


夏樹はマスターを呼んだ


マスターこちらが擬人化猫のマスター


レオ「初めまして」


マスターはもうおじいちゃん


「あの、猫にどうやって戻るんですか!?」


マスター「噂だけど満月の夜に飼い主とエッチしたら戻るらしい」


「満月!?」「飼い主とエッチ!?」


レオは混乱していた


夏樹は「人間も悪くないじゃん」


レオ「いや、僕は猫に戻りたい!」


飼い主と出会わなきゃ!




一方その頃飼い主の神無月唯は


レオを一生懸命探してた。


唯「どこに行ったんだろ?」


こんなこと今までなかったのに、、、


唯「レオお腹空いてるはず、、、」


レオー!レオー!


唯「誰かに連れ去られた!?」


やだレオは唯のレオなのに、、、


レオー!レオー!レオー!


朝目覚めたらレオの姿は見えなくなっていた


その代わり首輪だけが残っていた


首輪が取れるはずないのに


レオどこにいるの?


色々探しても見つからない、、、


なんで唯のこと嫌いになっちゃった?


目は涙で溢れる


レオー!どこいるの?


探していると「唯ちゃん?」と声をかけられた


振り向くと同じ部活の先輩だった。


「西村先輩」


「唯ちゃんどーしたの?」


「飼ってる猫がいなくなったんです」


「写真ある?」


唯はレオの写メを見せた


「俺も探すの手伝うよ」


「西村先輩ありがとうございます」


「夜も遅いし危ないから俺と一緒に探そ」


「先輩すみません。ありがとうございます」


「レオくんー!レオくんー」


2時間以上探したが出てこない


「先輩遅くまでありがとうございました」


「唯ちゃん危ないから家まで送るよ」


「レオくんの写真をポスターにして明日は貼ってみよう」


「ありがとうございます」


「先輩本当にありがとうございました。」


「唯ちゃんまた明日」


唯は帰るとレオがいるなんてことはなかった


レオ一体どこ行ったの?


ちゅーちゅーも大好きな魚のおもちゃもあるのに


レオの大好きな魚のおもちゃを抱きしめてそのまま眠った。



一方その頃


レオ達は飲んでいた。BARのマスターは人間歴50年猫に戻らなかったのは野良猫で飼い主がいなかったらからだという


マスターは人間のことを色々教えてくれた


彼女を作ったけど結局上手くいかなかったこと


猫特有の発情期は人間にはないが射精しないと


ダメなこと


人間は猫みたいな性格が好きな人がいること


猫は匂いでやはりいい人悪い人がわかるらしい


擬人化猫はもしかしたらいっぱいいるかもしれないこと


擬人化したことは内緒にしとくべきこと


飼い主には伝えていいか自分でよく判断すること


色々教えてくれた


さすがマスター人間歴が長い


レオ「でも、僕は猫に戻りたいんだ!」


「夏樹は戻りたくないの?」


夏樹「今の社長に恩があるし人間の体案外気に入ってるから」


レオ「そうか、僕も金見には恩がある」


レオ「有名になってから猫に戻るかなー」


夏樹「レオは今十分売れてるけどね」


レオ「まだまだだよ」


レオ「誰もが振り向くくらい有名じゃないと」


夏樹「僕もレオと一緒に売れる」


じゃあ乾杯だな2人して乾杯した


今日はとことん飲んだ!酔っ払うてこんなに楽しいんだ!


マスターとも仲良くなった!


擬人化してひとりぼっちだと思ってたけどそうじゃなかった


人間てこうやって仲良くなるんだな


2人の夜はまだまだ続く




朝になり唯は起きたいつも通り学校の準備


ご飯を食べて学校へ行く


友達とワイワイしてるが浮かない顔


親友のみゆが「どうしたの?なんかあった?」


て心配してくれて「みゆー」て泣いちゃった


みゆに猫のレオがいなくなったこと


数日帰って来ないことを伝えた


みゆ「私も一緒に探すよ!」


放課後2人でレオ探し探してると西村先輩も来た


レオのポスターを作って色々貼って回った


レオが好きそうな場所は大体探した


首輪してないから誰かに連れてかれたんじゃ


不安がよぎる


みゆ「大丈夫だよ!きっとみつかる」


唯「うん」


西村先輩「ウェブで猫探しのとこ載せても大丈夫?」


唯「お願いします」



一方その頃レオ達は飲み過ぎて金見に怒られていた。朝まで飲んで撮影を遅刻してしまった


レオ「金見本当ごめんなさい」


夏樹「金見さん僕が飲ませ過ぎちゃったせいですみませんでした。」


とりあえず説教より仕事また終わってから説教だからとだけ言って撮影に入った


メイクさんのおかげで酔った顔がキレイに隠れた


じゃっ撮影します!


夏樹もプロださっきの酔ってた夏樹はどこへ?


僕も負けてられない


2人して背中をくっつけて撮影したり


BLぽく顔をちかづけて撮影したりした


夏樹の顔もキレイで惚れ惚れする


猫同士人間みたいにBLになることはないが


本当の人間だったら夏樹に恋をしたかも


なんて考えてたら夏樹がほっぺにちゅーをしてきた


カメラマンさんはいーねーて喜んでる


夏樹は思考が読めるのか?


僕は軽く照れてた


けどいつものクール顔に戻って撮影した


今日も深夜まで撮影疲れたー


金見は「お疲れ様!今日はお寿司よレオはワサビ抜きにしてあるから!」


なんだかんだ金見はいい奴だ


説教するとか言いながら労ってくれる


今の飼い主は金見だから金見とエッチしたら猫に戻るのかな?


なんて馬鹿なこと考えてしまった


金見は仕事のパートナーだけど女性として魅力的


ドキドキ


んっなんだこのドキドキは!?


夏樹!なんか胸がドキドキするんだけど


レオそれって恋てやつじゃない?


えー!?僕が金見に恋!?


いや、飼い主の唯に恋するならわかるけど金見に恋ていやいや絶対ありえない


金見「レオいっぱい食べなさいよ」


ドキドキ


僕本当にどーしちゃったんだろ!?


金見を意識しちゃダメなのに金見がかわいく見えてきた


僕は飼い主の唯とエッチして猫に戻らなきゃなのに金見とエッチしたいー


夏樹どうしよう、金見とエッチしたい


レオそれは無理だと思うー


そうだよなーわかってるんだけど


金見が可愛く見えてしょーがないんだよ


レオ当たって砕けろ!


夏樹はウインクした


当たって砕けろかあー砕けたらどうなるんだろ?


「金見あのさあとで時間ある?」


金見「なに?改まって時間あるけど」


「ちょっと話があってさ」


金見「もしかしてモデル辞めたくなった!?」


「いや、違うんだけどあとでちゃんと話す」


とりあえず食べるだけ食べといた


夏樹はまたあとで教えてーて楽しそうだった


金見と一緒に帰る


「あのさ、僕金見のこと好きだって言ったらどーする?」


金見「えっ!?いや、仕事にプライベートは入れたくないから断るわ」


「そっか、そーだよね、」


ズキズキ心が痛い


金見「もしかして本気なの!?」


「僕も初めてでわかんないけど金見を好きになっちゃった」


金見「うーん、でも、やっぱり無理よ。同棲も今日で終わりにしましょ」


「え!?やだ大丈夫これからも今まで通りているから」


金見「だめよ、好きな気持ちは嬉しいけど仕事とプライベートは別!これ以上好きになられると迷惑なの」


ズキズキ心が痛い、、、


「そっかわかったごめんね」


夏樹にLINEした「砕けた」


夏樹から電話「大丈夫か?」


「大丈夫じゃない」


心がズキズキしてしんどい


夏樹「僕と一緒住む?」


「いーの!?」


金見に聞いてみる


「金見僕夏樹と住もうと思うけどいい?」


金見は賛成してくれた


今日は最後だからて金見が頭を洗ってくれた


僕の初恋はあっと言うまに終わってしまった


明日から夏樹と住む楽しみだなー


なんだかんだ初恋の傷てすぐ癒されるんだな


そんなことを考えながら眠りについた


朝夏樹が迎えに来てくれた


金見「じゃあね」


荷物はほぼ服だけ


金見「必要なものあったら言ってね」


レオ「今までお世話になりました。ありがとうございました。」


今日はオフだから引っ越しに集中出来る!


夏樹の部屋は2LDKだった


夏樹も社長に用意してもらった部屋らしい


夏樹「レオ今日からよろしくな」


レオ「こちらこそありがとう。よろしくお願いします」


こっちの部屋使ってご飯は各自好きなの買って適当に作る!


レオ「僕料理出来ない」「何も出来ないんだ」


夏樹「どんだけ金見さんに甘えさせてもらってたんだよ!?笑」


「これからは教えるから自分で出来るようになってな」


レオ「うん」


僕は甘やかれてた料理も洗濯も何も出来ない


夏樹は洗濯を教えてくれたまずネットに服を入れて蛇口をひねって電源入れてスタート

洗剤の量が表示されたらその分量を入れてあとはほっとく


これは簡単だ


僕はマネは得意だから問題は料理


夏樹は手際よくオムライスというのを作ってくれた


野菜嫌いな僕のために全部みじん切りしてくれた


ケチャップでなつきレオと描いて2人でいただきますて食べたらめちゃくちゃうまかった


夏樹はすごいなー!


全部自分でやってるんだもん


僕はずっと金見が全部してくれたからなー


夏樹「これから出来るようになればいいんだよ」


夏樹との同居生活スタート


お風呂も一緒に入って洗いっこした楽しかった


射精の仕方も夏樹に教わった


ちんこを手でこするずっとこすり続けると射精出来る


夜夏樹とAVを見た


ああんっいいそこもっと


それを見ながら射精した


夏樹と一緒に射精する仲になろうとは


人生何が起きるかわからないな



一方その頃唯たちはポスターを貼り終え

帰宅していた。


みゆは心配で唯の家に泊まることにした


「大丈夫だよ!きっと見つかる」


「うん」


みゆ「西村先輩唯のこと気になってると思う」


唯「えっ!?違うよー偶然レオ探した時に出会っただけだから」


みゆ「でも、レオくんのことだけじゃないと思うよーなんか唯をちゃん付けしてるし」


唯「それは同じ部活だから」


みゆ「でも、唯も西村先輩嫌じゃないでしょ?」


唯「そう言われたらそうだけど」


みゆ「これを機に仲良くなろ」


唯「今はレオが1番だからその後ね」


みゆ「そう言えば神無月レオてモデルさんがいてねー雑誌で今売り切れ続出なんだよー」


唯「え!?神無月レオ!?」


みゆが雑誌を見せた髪の毛はグレーで目は青い

どことなくレオに似てる


みゆ「唯?どーしたの?」


唯「みゆ!!この人に会いたいんだけどどーしたらいい!?」


みゆ「撮影場所に行けば会えるかも?」


唯「放課後付き合って」













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