過去②
さらに4年生になった頃には、クラスが彼とも、亜輝とも離れた。
亜輝とは、休み時間に、漫画を描いたりしていたから、ちょっと描きにくくなるねと話した。彼の話をする前に亜輝が告白した。去年同じクラスだった男子だ。
私が、その男子を呼び出して、告白を手伝った。告白は成功。
付き合った後も告るひとがいたり、ライバルはいたけど、「亜輝が一番」と言うことをその男子も言ってくれた。おかげで緩やかに二人の関係はあった。
さて、彼の話に戻ろう。その後、夏くらいにあげたお土産のお返しをくれた。
中身は、パンダのぬいぐるみキーホルダーと、赤と白で装飾された、金色の腕輪だった。
単純に嬉しかった。
お土産交換とは、誰とやっても楽しいなと思った。
その腕輪は、大切に保管したし、ぱんだのキーホルダーも大切に保管した。
この時ぐらいに、彼のことが好きなんだと理解した。
だけど、5年生にもなると、クラスは荒れるし、男子はエロくて下ネタばっかだし、彼と私は体格差があって、圧倒的に私の方が大きかった。
何もかも悪条件ばっかだった。
このくらいまでが過去の大雑把な話だろう。
どうだった?
下手な説明だったから分かんない人もいるかもね。
結論で言うと、彼とは両思いだったし、仲も良かったけど、言い出せなかったし、周りの環境も悪化していったって感じかな。
あっ大事なことを言うのを忘れてた。
後から重要だから言っとくね。
亜輝はね、彼と仲があまり良くなかったの。
理由はよくわかんないけど、喧嘩友達と言うか…、ライバルみたいな感じ。
でも、喧嘩友達の友達もつけたくないし、喧嘩しないと気が済まないらしい。
でもだからと言って、彼と仲が悪くなったりすることはなかったんだ。
でもこの後から色々と大変な目に遭うことになるとは思わなかた。
こんなにも学校が辛くなるとは思いもしなかった。
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