就活を控えた男子大学生。惰性に生きていくと決めていた主人公は、何の気なしに美術館に入ります。そこで出会った二枚の絵――。【卵を調理する老女】と【セビーリャの水売り】が主人公の運命を大きく変えます。それから数年後、彼が辿った人生とは……?人生、何がきっかけとなって運命が変わるかも分かりません。今人生に迷っている方々に是非とも読んで欲しい短編であります!