天下無双なヴァンパイアは番を探し続ける
@elly9521
1章
第1話 プロローグ
影牙学園のボスの存在である、神牙夜翔は最愛の番が居なくなってから暴れるようになった。夜翔は一旦暴れだすと、気が済むまで誰も手をつけられなかった。
「違う牙族とぶつかれば、必ず勝つ」
そう噂され、いつしか彼はこう呼ばれるようになる。
「天下無双」
だが、どれだけ暴れても、一人だと言う孤独感が和らぐ事はなかった。
──あの日、番の月咲凛夜が居なくなってから。心に穴が空いたようだった。それでも、唯一心の支えだったのは、最後に交わした約束だった。「必ず探しに行く。待てろ」その言葉に凛夜はしっかりとうなずいた光景は今でも新鮮に蘇ることができる。あの約束だけが、彼を生かしていた。
その事を知っている人はいない。
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