×16のマジックチューブ!モンスター退治でレアアイテム!?~ガチャガチャ編~
×16のマジックチューブ!堕ちた都市メダリクへようこそ!
カッチャカッチャ……
はーい、どうも、マジックチューバーのx16、ロクです!
あ、皆さん、ここをご存じですか?
(ロクの背後には、荒れ果てながらも荘厳な石造りの建物が広がる。朽ちた城壁や崩れかけた塔が、朝日にそのシルエットを浮かび上がらせていた。)
堕ちた都市メダリクと言って、千年は経っているらしいんですけど、まだこうして城やら町も形は残っているんですよ。
広大な草原のど真ん中に造られたこの都は――そりゃあ堕ちますよね。フフフ。
でも今でも都の形が残っている理由は魔法が掛けられているからのようです。
……って、ついつい余計な話をしてしまいましたね。申し訳ない!
つまり今回は、この堕ちた都市に巣食うモンスターを攻略したいと思います!
《うおおおお!メダリク来た!》
《画面の奥、城デカすぎワロタ》
《朝早くからご苦労さん!》
では~、x16の異世界配信はじめるよ~。行きましょう~。
カッチャカッチャ……
***
ここは丁度、王城に続く道なのでとても広いですし、どうです?まわりの建物もかなり高いですよね。まだ朝早いんで薄暗いですけど……。
まず、この都に来てしないといけない事はやっぱりこれ!
(ロクはリュックから、畳まれた布の塊を取り出した。それは鮮やかな蛍光色の、奇妙な形をした物体だった。)
《なんだ?新しい発明品か?》
《え、なにそれ靴下?》
《まさか、あの見た目で履くのか?》
……そう。靴下を履いてくださいね~。正確には靴の上から履くんですけど、いいですよね?靴下でも――あ、君用の靴下も作って持ってきたから、履いてくれよな、ガチャ衛門……。
「は~ぁ。わたくしの美的感覚には耐えられませんね~」
「いや、さっきから君の足音が皆にだって聞こえているだろうよ、関節もうるさいから脚の上まで履いてくれよな」
「は~ぁ。ヤレヤレのヤレヤレですなぁ~」
(ロクが靴下を差し出すと、カメラはガチャ衛門の全身を捉えた。全長一メートルほど、その半分ほどの縦長の箱に細長い脚が四本付いている。)
《なに!そいつガチャじゃん》
《なつかしーオールドタイプ(笑》
《どこから話してるの?》
皆さんちょっと、履くのに時間が掛かるのでカットしまーっす。
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