第10話 テーマは「楽しい人生」
おそらく十歳か十一歳ぐらいから「楽しい人生」を目指しています。
それを体験するためにはまず、楽しい人生を生きるという決意が必要です。それから「楽しい人生の自分」というものを用意します。
自他ともに「楽しい人生」の人っぽくしておくと、周囲の環境や必要な条件がすこしずつでも引き寄せられてきます。これが「類は友を呼ぶの法則」です。
そのために毎日、間の抜けた顔で生きています。なるべくへらへらして、何事も真剣になりません。それができるのは、「死」を覚悟しているということも大きいと思います。
そのおかげで、ほとんどのことを「どうにかなる」という、根拠や理由のない自信だけで済ませることができています。
未来は不確定であることがわかっているので、ムダに不安や心配をしないようにしています。逆に「どうにかなる」という意思決定は、「引き寄せの法則」により、どうにかなってしまうものです。
昔はまったくのネガティブ思考でしたが、今はまったく逆です。ネガティブな思考になることはほとんどありません。
気にしてもしょうがないことは気にしないこと、考えなくていいことは考えないこと。それだけでネガティブ思考の大半は姿を見ることがなくなり、ネガティブな体験もほとんどすることがありません。
ネガティブな思考がなくなったことで、思考にはその分のすき間ができます。そのすき間に幸せなこと、楽しいこと、うれしいことなどの思考が入ってきます。それは意図となり、法則のどれかが作用して五感を刺激する体験となり、「楽しい人生」を彩ってくれています。
たとえば「幸せな人生」を希望するなら、そうではない思考は手放さなければなりません。どれだけ不安でも、どれだけ恐くても、「今・ここ」で実害がないのであれば、その思考は手放します。
言いかたを変えれば、新しい思考を足すことよりも、そうではない思考を手放すことを優先します。
そうすると、余計な意図が減り、余計な引き寄せがなくなり、残った思考の大半を占めている「幸せな人生」に関するものだけが引き寄せられるようになります。
笑っているあいだ、人は他のことが考えられません。つまり、ネガティブなことも考えられない、ということです。これで各法則への対応は万全になります。
笑っていられるのなら幸せです。ポジティブしかない状態です。「楽しい人生」は、本当に幸せな人生です。
お金や地位がどれだけあっても、心の底から感じる幸せは手に入りません。
そして今、ぼくは楽しい人生を生きています。
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