第19話 ◯月◯日 カクヨム運営課 黒木さん
皆さん、こんばんは。美咲です♪
皆さんの高校では、調理実習ってありますか(あるいは、ありましたか:笑)?
N女では家庭科の一環として、今週から週一回の調理実習が始まりました。家庭科の
さて、今日の放課後、カクヨムの黒木明日香さんが学校に来られました。そして、私と鴨居先生がお会いしたのです。
黒木さんはメールに『主任』と書かれていたので、かなりご年配の女性かと思っていたのですが・・大学を出られて間もないといった感じの、とっても若い方だったので、ビックリしました。美人で、紺のツーピースを着こなした、いかにも仕事ができるキャリアウーマンという感じのステキな人です。
それでは、会議の内容をご紹介します。いつものように、AIビデオツールで文字起こしをしています。
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録音録画開始:2025年〇月〇日〇〇時〇〇分
場所:N女子高校103会議室
(会議室の机の前で、黒木明日香、鴨居先生、深月美咲の3人が立って挨拶をしている。)
黒木「(名刺を出しながら)鴨居先生でいらっしゃいますか? 初めまして。私、株式会社KADOKAWAでカクヨムの運営を担当しております、黒木明日香と申します。よろしくお願いいたします」
鴨居「(名刺を出しながら)初めまして。N女子高校で、世界史を教えている鴨居小百合と申します。こちらこそ、よろしくお願いいたします」
黒木「(美咲を見て)こちらが、深月美咲さんですね?」
美咲「(頭を下げる)はい。深月美咲です。よろしくお願いします」
鴨居「(椅子を指して)黒木さん。どうぞ、お掛けください」
黒木「はい。ありがとうございます」
(3人が椅子に掛ける。)
黒木「今日はお忙しいところ、お時間を取っていただいて、ありがとうございます。早速なんですが・・実は、深月さんがメールにお書きになっていた『南京玉すだれ』さんは・・お亡くなりになったんです」
(鴨居先生と美咲が絶句する。)
鴨居「えっ・・」
美咲「そんな・・亡くなったって・・」
黒木「驚かれるのも、ごもっともです。実は、カクヨムに登録されている『南京玉すだれ』さんのお名前は、佐伯雄一さん(仮名)という方で、42歳の男性なんです・・」
鴨居「・・それで、その佐伯雄一さんは、どうしてお亡くなりになったんでしょうか?」
黒木「それなんですが・・実に不思議な亡くなられ方だったんです。これを見てください」
(黒木が、バッグから新聞の切り抜きを取り出す。)
(美咲註:黒木さんが出されたのは、次の記事でした)
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東京毎朝新聞
2025年〇〇月〇〇日 朝刊
死後、野犬に襲われたか! 深夜の路上で、男性死亡!
昨夜0時30分ごろ、東京都世田谷区下馬2丁目の路上で、帰宅途中の女性が、男性が血を流して倒れているのを発見した。女性はすぐに救急車を呼んだが、男性は搬送先の病院で死亡が確認された。死亡したのは、都内在住の佐伯雄一さん(42歳)。死因は心臓発作。佐伯さんは、首に何かに嚙みつかれたような大きな傷があり、心臓発作で倒れた直後、野犬に噛みつかれたものと見られている。世田谷警察署では世田谷保健所と協力して、野犬を探しているが、見つかっていない。近隣は閑静な住宅地で、警察は住民に注意を呼びかけている。佐伯さんは独身で一人暮らし。深夜に世田谷区の路上を歩いていた経緯は不明。
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黒木「実は新聞には書かれていないのですが・・現場の道路には、円形のブラックマークがあって、佐伯雄一さんはその上に気を付けをするような姿勢で倒れていたんです」
鴨居「ブラックマーク?」
黒木「はい。ブラックマークというのは、車のブレーキ痕のことです。よく、交通事故の現場に、ブラックマークが残されていますよね。でも、佐伯さんの直接の死因は、新聞にあるように心臓発作で、交通事故とは何の関係もないんです。たまたま、道路の上に円形のブラックマークが残っていたんです。そして、その上に佐伯さんの遺体が、気を付けをするような姿勢で乗っていたんです」
(美咲が驚いて、黒木を見る。)
美咲「黒木さん・・その、円の上で、気を付けをするような姿勢って・・ひょっとして・・」
黒木「(バッグからメモを出して)ええ。そうなんです。深月さんのメールにあった『N女の七怪談』の②番・・『夜、一人で残業していた男の先生が、翌朝、教室で血を抜かれて死んでいた。死体は、床に血で描かれた円の上に、気を付けをするような姿勢で置かれていた。』・・とそっくりなんです」
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もう、2,000字になりましたので、この続きは明日の日記に載せます。
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