勇者にはなれなかったよ
殺されるかもしれない
鑑定結果が他のクラスメイト達と見劣りし過ぎている…クラスメイト達は良い職業とスキルを手に入れているのに対し僕は〈スキル〉は【言語マスターEX】で〈職業〉は【 】〈スキル〉はわかったけど…〈職業〉に関してはマジでなんだとしか言いようがない…だってないに等しいもんこれ。
鑑定結果がでたときに周りの反応とか見てるとものすごく微妙な反応されたし…そもそも〈職業〉【 】ってなんだ?
王様に聞いたけど生まれてから〈職業〉は固定されると言っていたからこのままだと思う、普通に最悪かもしれない今の状況。
あと、最後に王様から俺だけ別室に呼ばされるよう指示されたし…
なんで召喚されちゃったんだろ僕…
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「王様時間通り来ました。」
「職業不明の者よ、貴様にお願いしたいことがある…」
「はい何でしょうか?」
(追放とか死んでくれとかなんだよなぁ…)
「貴様にはこの世界の行く末を頼みたい」
「はいわかりました、この世界からいなく…え?行く末を見守るってどういうことですか?」
(どういう事だもっと残酷な願いだと思ったが)
「説明する、今召喚された勇者達には魔王を討伐に行かせるのに対し…貴様いや奏君には魔王を討伐した後の事を頼みたい、我の予想だと数年後には魔王を討伐しこの国は平和になる」
「なるほど…この国ではない国に行き平和になるよう尽力しろと言いたいのですね」
(追放案件じゃないかやっぱり)
「そういう事だ…奏君にはその力があると我は思っている」
「わかりました、では明日にはこの国を去り他の国々に行き平和になるよう尽力させて頂きます」
「金貨5枚を渡す、今夜中に出ていけ」
「はい、わかりました」
渡された金貨5枚をポケットに仕舞い王室からでてそのままの勢いで城を出ていつの間にか人気がないところまで出てやってきていた。
◇あとがき◇
誤字があるかと思いますが、報告してくれると嬉しいです。
応援や星もつけてくれるとさらに嬉しいです!
後は補足
【キャラ設定資料集その1】
・皆が話せる理由
女神様が異世界語の読み書きと話すスキルの『グリフィス世界言語マスター』と言うスキルを与えているからです。
ひどいね女神様は奏君の持ってる下位互換のスキルを皆に配布しているなんて…
・言語マスターEX
1回見たことのある言語を話す読む書くことができる万能スキル、1回目見た日は全然わからないので注意!
・奏の職業について
奏の職業は【 】で、職業【無】とは違います。
今後職業名が出てきます、なのでそれまでは
【
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます