契約嫁の雑祓い
伊月ともや
序章
遥か昔からあらゆる作物が実る豊かな地として栄えてきた
海の向こうの国々から様々な文化を取り入れたことで、皇国は新しくも華やかな時代を迎えていた。
だが、今もなおこの国の人々を悩ませる存在がいた。
人とは違い、摩訶不思議な力を扱う異形の者を「
害を成さない妖もいれば、作物を荒し、災いや病をもたらすもの、時には人に憑いたり、食おうと襲うものもいた。
それゆえに、害悪な妖を祓うことを生業にしている者達もいた。
彼らは呼び名が変わりつつもどの時代にも存在しており、今は「祓い屋」と呼ばれている。
そして、それぞれの流派のもとで築いてきた独自の技を継承し、鍛え合っていた。
ただ、開国と共に時代は変わり、妖祓いに関しては免許制度が取り入れられるようになったことで、これまで法外な依頼料を要求していた祓い屋は減っていった。
それでも今もなお、周囲を気にして密かに仕事を頼みたい依頼者もおり、免許を持たずに妖祓いを行う違法な祓い屋は後を絶たないという──。
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