これは作者の幼い頃のノンフィクションで
あるという。そこがまさにクトゥルフの
重鎮としてもその目眩く世界観を展開して
ゆく作者の、幼少期に受けたウルタールの
呪なのだろうか…。
勿論、作者自身にはその記憶はない。
ここで(自分に)ミスリードされては
ならないのが、この作品はあくまでも
真実 を文字に起こしているのであって
作者の意図的な創作はない。
小学生の頃の、作者の体験。
見知らぬ野良猫による、呪い。それは
幼かった彼の生命を脅かすだけでなく、
今もまだ続いている。
理由などないのかも知れない。
その、黒い怨念が巻き起こす庭の怪事。
努々、忘れてはならない。
怪異に行き逢う事に、理由などない。
偶々、チャネルが合ってしまったという
絶望感と不条理しか存在しない。
故に、恐ろしいと言えるのだろう。