「悪役令嬢代行おじさん」とは……なんだこのタイトル!?
そのインパクトに、思わず吸い寄せられてしまいました。
でも、おじさんと言って侮るなかれ――
彼は“イケおじ”にして“若おじ”。
むしろ「お父さんエンドは……ないんですか!?(机バンッ)」と叫びたくなるくらい、勝パパが愛おしいんです。
そんな勝パパとヒロインの軽快なコンビが、アメリカの地を縦横無尽に駆け抜けていく様は爽快そのもの。
異世界恋愛ものでは珍しい舞台設定も魅力で、ロケーションの描写がとにかく細やか。
読んでいるうちに、まるで一緒にアメリカ旅行しているかのような気分になります。
攻略キャラたちもそれぞれにクセがあって魅力的。
(個人的にはドジっ子な“狂神父”様が気になって仕方ないです。可愛い。)
危険な男、強い男が、恋に落ちて見せるギャップ――
その瞬間がたまらなく愛おしくて、胸を打たれます。
アメリカの舞台が、そんな刺激的な恋模様をより一層ロマンチックに彩っており、
物語にぐっと引き込まれてしまいまいました。
※最新章まで拝読しましたので、レビュー内容も更新させていただきました。
これからの展開もとても楽しみにしております。連載、心より応援しております!