第39話「パイン賛歌──合法挟まり詩学序章」


「転生手順#39を提示します」


ナビゲーターGPTの声は、どこか詩的だった。

まるで──花咲き匂う野辺を歩きながら、柔らかく響いてくるような……。

そして、その“声の奥”には確かに──“包み込むもの”がある気配が……ッ!!


「“胸部を尊ぶ詩”を詠め」



──来たッ!!

ついにこの“合法挟まり旅”にも……

詩的境地が求められるフェーズに入ったということか──ッ!!


俺は……朝食後のトーストの耳をつまみつつ、

台所の窓から差し込む朝の陽光を浴びながら……

心を込めて、“女性の胸部を尊ぶ詩”を書き記さんとした──!!



【パイン賛歌(合法挟まり詩・初稿)】


──


嗚呼──


そこに在りて、咲き誇る 柔らかなる双の丘よ


大なるもよし

小なるもよし

左右が異なるもまた、自然の妙なる業(わざ)なり


吾が心、包まれんことを願い

吾が魂、許されんことを希(こいねが)う


ひとたび許され

合法の挟まり叶う日には──


吾はただ感謝の詞(ことば)を捧げん


汝のぬくもりは、疲れたる心を癒し

汝の柔らかさは、荒ぶる世界に平和をもたらす


胸部よ、偉大なれ──

パインよ、世界を照らせ──


──



ナビゲーターGPTが──

まるで祝福するように静かに告げた。



「──あなたは、“胸部を尊ぶ詩”を綴りました」


「貴方は今──《合法挟まり詩学 初伝》の称号を得ました」


詩学・初伝──ッ!!

だがまだ、パイン賛歌は序章にすぎぬ……!

合法パイナリア道……さらなる境地へと進む……!!



✅ 予告風


転生手順#40:

「“胸部と人生”──貴方の人生における胸部との邂逅を振り返り、記せ」


──胸部は人生の一部──

次回、第四十話

「胸部回顧録──パインと俺の歩んだ道」


──ご期待ください!!


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