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  • 最終話 贖罪への応援コメント

    グレーチング、作中何度か出てきて、知らない言葉だったので調べてみたのですが、なんとなく、意図的に違和感のある(私の知らない語彙だったので)ワードチョイスをされているのかな、なんて勝手に思いながら読み進めました。

    以下は単に個人的印象・推察です。

    グレーチング、という言葉を分解します。

    グレー + チング

    グレー、作品全体の色彩描写の豊富さからして、これも色とするならば、灰色、白黒はっきりついていない、記憶にあるはずなのに覚えていないふりをしている、ぼんやりとした朧げな記憶、曇天のメタファー。

    チング、韓国語で「ともだち」って意味がありましたよね、確か。

    曇りの穴に消えていった、ともだち、法子、ひいては、【水】(さんずい)とともに【去】った【子】ども、だったのでは、なんて……

    (勘違い深読みしすぎでしたらすみません)

    合掌🙏

    作者からの返信

    加賀倉 創作【FÅ¢(¡<i)TΛ§】

    コメントおよびレビューありがとうございます!
    とても励みになります✨️

    レビューでは、子供の無邪気さとオトナ/子供の間の断絶について深い考察をいただき、とても嬉しいです。
    私も加賀倉さんのレビューを読んで、改めて子供時代に思いを馳せ、「なぜあんなことを言った/したんだろう」と思い直しているところです。

    グレーチングの見事な考察もありがとうございます。こちらはなんていうか、正鵠を射ているところがあるので驚愕です!

  • 第4話 鬼畜への応援コメント

    子供って、無邪気な邪鬼ですよね。怖いです。記憶に蓋がされるのも、わかります。子供の頃の自分って、自分のはずなんですけど、大人になって最古の記憶を引っ張り出すと、別な自分がいるような気がするんです。今思えば絶対に「そんなことするなんてありえねぇ!」な自分が、どんな落ち着いた大人にも、過去には、付随している。これって非常に恐ろしいと思います。

  • 最終話 贖罪への応援コメント

    とても怖い話でした……
    「常識を持つ前の自分」が犯した罪とどう向き合うのが正解なんだろうか、と思わされました。
    救いなのは、主人公が生き残って、ちゃんと罪を告白できそうなあところですかね……
    所々に差し込まれる雨の描写が秀逸で、不気味さを引き立てていました。
    面白い話をありがとうございました!

    作者からの返信

    にとはるいちさん

    コメントありがとうございます!

    面白いとおっしゃっていただいて感激です! ありがとうございます。
    ここで主人公が罪を否認していたら、またひどい話になっていたかもしれません(それはそれで見たいかも)。

    とにかく雨を執拗に、嫌気が指すように頑張って書いたので、不気味に感じていただいていただいてうれしいです。

    こちらこそお読みいただきありがとうございました!

  • 最終話 贖罪への応援コメント

    『雨の口』がどこかに現存していそうで怖い、過去の出来事を簡単に封印できてしまう美弥子が怖い、こんな話をサラッと書いてしまう馬村さんが怖い。

    「雨の口」というワードから、これまでに聞いた水難事故、特にプールの排水口に引き込まれる事故などが想起されました。しかもお題なんですよね、雨と口。それを忘れてしまうほどリアルでした。

    企画にご参加いただきありがとうございました!

    作者からの返信

    柴田 恭太朗さん!

    コメントありがとうございます!
    今回も参加させていただきました。

    怖いとおしゃってくださって、ホラー書きとしては天にものぼるくらい嬉しいです!

    お題から作品のイメージを膨らませていったときに、「雨の口」の構想が膨らんでいきました。「理由」もなんとか消化できたかなと思います。

    次は記念すべき100回ですね。ぜひともお邪魔できるよう頑張ります。
    お読みいただきありがとうございました!

  • 最終話 贖罪への応援コメント

    最後に主人公が、自分の罪を告白できでよかったと思います。
    ここで、言い逃れしたら、彼女はさらに深みにハマっていったと思えるのです。

    作者からの返信

    みらそろさん

    コメントありがとうございます!

    もしかしたら、罪を覆い隠すという反応のほうが、一般的だったのかもしれませんね。
    そっちの方は鬱展開になりそうですが、そういう物語も見てみたい気がします。

  • 最終話 贖罪への応援コメント

    余計な登場人物は出ず、ストーリー展開も余計な贅肉の無いスマートなものなのに、怖い。

    水底に沈む心象風景は、どこか根源的な恐怖を煽るのかも知れません。

    ……最後に、必然性も無く少女の名前が明かされるのが、異様なリアルさを持っていてゾッとします。

    作者からの返信

    @catsince1994さん

    コメントありがとうございます!

    恐怖を感じていただけて、ホラーの書き手としては感無量です!

    「根源的な恐怖」というお言葉、無意識下でそういったイメージを追いかけていたところがあります。人類種が無条件に恐怖を覚えてしまう表象がそこにあるのかもしれません……。

    ラストはとても気に入っています。ゾッとする雰囲気に貢献していたらうれしいです!

    お読みいただきありがとうございました!

  • 第3話 雨の口への応援コメント

    ……もうビビりの私としては逃げ出したい様な、ホラーな気配をひしひしと感じます(苦笑)

    作者からの返信

    @catsince1994さん

    おお……読み手が恐怖を感じていると嬉しくなってしまうホラー書きの性が、頭をもたげてきてしまいます(笑)。

  • 最終話 贖罪への応援コメント

     これは怖いですね。
     「今とは違う感性を持っていた自分」っていう、すごく逃げ場のない感覚。

     そんな自分がやらかしていた悪事を突きつけられるのも怖いですし、「雨の口」っていう状況設定がすごく不安にさせられます。

     じめっとした不穏な雰囲気に満ちていて、強烈に心を揺さぶられました。

    作者からの返信

    黒澤 主計(黒澤カヌレ)さん

    コメント&レビューありがとうございます!

    ホラーを書いて、「怖い」との感想をいただけるのは本当にうれしいです。

    そして、「今とは違う感性を持っていた自分」というふうに言葉にしていただいたのが、すごく響きました。自分ではそこまで意識していなかったのですが、確かに、『あの頃』やってしまったことには、『逃げ場のない重たさ』があるなと気づかされました。

    『子ども時代の危うさ』というテーマを、あそこまで的確に言葉にしてもらえたのも、とても嬉しかったです。しかも、レビューにありました「自分は大丈夫だったろうか」というご自身の想起につなげてもらったことは、書き手として感無量です。

    重ね重ね、お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第1話 白い顔への応援コメント

    日常の平穏な描写の中に、湿り気を帯びた不安と記憶の影がじわりと滲み出していて惹き込まれました。特に雨と夢の対比が巧妙で、現実と幻想の境界が曖昧になる瞬間に息をのむような感覚を覚えます。続きをぜひ読んでみたいです。

    一点、文中に誤植があったかもしれません。課長がかばってくれる場面で「言って→行って」。僕の誤解なら気にしないでくださいね。

    作者からの返信

    神崎 小太郎さん

    コメントありがとうございます!
    参加させていただきました。

    とても嬉しいお言葉の数々、励みになります!

    こちら誤植でした。ご指摘大変ありがとうございます!