第2話
時間を見ると午前6時だった
学校へ行くのはいいが
まだ早すぎる時間だ
家康はRPGの本を見始めた
テーブルトークのやつである
本当はコンピューターのRPGがしたかったが
両親が買ってくれなかったしアルバイトもしていなかったため
これで満足するようにしていた
昨日の女
あれは、どんなモンスターだろうか?
家康は昨日の女のデータを考え始めた
手が伸びる、すごい力、すごい速さ
昨日の女はモンスターとしては弱いんじゃないのか?
と家康は思った
家康は昨日の女がドラゴンに負けるところを想像した
家康は一階に降りた
両親は目を覚ましていた
父親の伸悟が「珍しく早いな」
と言った
母親の裕子が「今日は学校遅刻しないわね」
と言った
家康は「遅刻しねーよ」
と答えた
家康は自分でパンを二枚焼き
マーガリンを付けて食べた
久しぶりに朝歯を磨き、顔を洗った
そして二階に上がると
教科書をカバンに詰めた
「行ってきます」
家康は家を出た
家康は東京都の日野市と言うところに住んでいて
学校までは自転車で15分くらいだった
家康の通っている学校は
まあまあの底辺校で
一学年3クラス、一クラス40人くらいいるのだが
普段学校に来るのは半分くらいだった
家康は学校まで自転車で行き
建物の3階の3ーBクラスに入った
今クラスにいるのは10人くらいだった
半分は不良かヤンキーだった
少し経つと
クラスに可愛い女の子が入ってきた
大月優李である
実は家康とは同じ小学校で
小学校時代は仲が良かった
家康は小学校時代はイケていた
と家康は思っていた
中学校に入ってからの優李の代わり様と言うか
女らしさに
家康は話しにくくなっていた
優李は「おはよう家康」
と挨拶してきた
「おはよう」
と家康も答えた
「今日の数学、わからないところ沢山あるから教えて」
と優李は言った
「俺も全く分からないよ」
と家康は答えた
「俺が教えてやるよ」
と不良の一人が近づいてきた
「いやだ」
と優李は言った
「フラれたな大輔」
と別の不良が言った
大輔は少しむっとしたようだったが
大人しく引き下がった
クラスに担任の先生が入ってきた
担任の先生のミーティングが終わり
少しして一時限目の先生が入ってきた
家康は思わず声を上げそうになった
昨日の夜、家康を助けた老人だった
「新しく数学の教師になった神山です。」
と老人は言った
そしてなんと家康にウィンクした
その日、家康は久しぶりにすべての授業を受けた
勉強はあんまりわからなかったが
帰ろうとして
家康は自分の自転車がない事に気が付いた
盗まれたのだろうか
ちゃんと鍵もかけてあったのに
仕方なく、歩いて帰ることにした
帰り路
人気のいない路地で
3人の不良に出くわした
「お金貸してくれよ兄ちゃん」
そいつらの一人が言った
イライラしていた家康は
「うるせー」
と言った
「んだと、なめてんのか」
3人は家康に近づいてきた
3人の一人が家康を押した
家康は押し返した
不良の一人が家康の腹を殴った
別の一人が家康を蹴った
「金貸せよ」
そいつらの一人が言った
その時、家康は
スーツの男がこっちを見ていることに気が付いた
家康はそいつが助けてくれないか
と願った
”なら助けてやろう”
家康の頭の中で声がした
気が付くと
家康の手に剣が握られていた
家康はがむしゃらに剣を振るった
不良たちは
逃げて行った
すると剣は家康の手の中で2センチくらいの大きさに縮んだ
スーツの男はいなくなっていた
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