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辺境の調香師アメリア ~追放された令嬢は“香りの儀式”で民を救う~

辺境の調香師アメリア ~追放された令嬢は“香りの儀式”で民を救う~

寿明結未(旧・うどん五段)

おすすめレビュー

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★★★
★74
27人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 悠宇天之夜
    79件の
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    ★★★ Excellent!!!

    男などには頼れない。手に職系は強し

    義妹と婚約者の裏切りにより生家を追放された調香師、アメリア。調香師として一流の腕を持つ彼女が、追放された先の辺境の地でその実力を発揮し、人々の支持を集めていく物語。

    作中で日陰者と言われている調香師だが、実際は顧客に公爵家がいたりかなりつぶしが効きそうなポジションだ。アメリアには、男にすがらなくても一人で生きていけるだけの力がある。

    であれば、つまらない男のことなど引きずらないで、プロとしての矜持を貫く方が正しいのだろう。作中では善人寄りのアメリアの父が、母が存命中にヨソでこっそり子供作ってたりするところを見ると、この世界の男に期待できる誠実さのレベルは相当に低いらしい。悲しいことにリアルはこれに近い気もするが……。

    婚約破棄、追放ざまぁが好きな人、アロマテラピーに興味のある人にすすめたい一作。

    • 2025年7月4日 11:20