最後までテンポよく読ませていただきました。幕末の動乱から文明開化へとほぼ180度の展開で時代が変化していた頃の生活状態が垣間見える中で、薬酒屋の退魔士京介と偶然遭遇した琴乃とのラブロマンス、遊郭の怨霊”お梅さん”、そして夫々の関係者が事細かく描写されていて、映画のような場面が想像できました。平安時代に活躍していた安部清明にも通じる妖や霊魂との闘いや葛藤などなど、これからの続編も期待されるのでは?😎と感じます。