第5話 下駄箱にて。
その後、始業式が始まるので、体育館へ移動することになった。
私は、トイレへ寄ってから行こうとしたところ、下駄箱の前で、バッグを持った男子高校生にぶつかった。
?
「…………そこ、邪魔なんだけど」
皆野 真呑奈
「あ、ごめん……って、君は確か……」
低い声で、すごまれて、つい謝ってしまった。金髪に、ピアスをつけたチャラいイケメン…………あっ、彼は!
皆野 真呑奈
「
彼も確か同じクラスだ。担任が出席で、彼の名前を呼んでいたのを思い出す。
白金くんは、学校一の不良イケメンで有名だった……。
白金 遼
「…………ぁあ?」
不機嫌そうな顔で睨まれた。……低血圧なのだろうか。
皆野 真呑奈
「って、今、登校してきたの? 大遅刻だよ、君」
白金 遼
「うっせー」
皆野 真呑奈
「あ、君のクラスは、私といっしょ。A組だよ。これから一年、よろしくね」
白金 遼
「…………」
笑顔で挨拶したのに、視線を外された。……照れ屋なのだろうか。
皆野 真呑奈
「ほら、早くバックを教室に置いてきなよ。もうみんな、体育館へ移動してるよ」
白金 遼
「……おぉ、さんきゅ」
皆野 真呑奈
「(あら、意外と素直?)」
キ~ン、コ~ン、カ~ン、コ~ン♪
しまった、チャイムが鳴った。早く体育館へ急がなければ。
白金 遼
「……早く行けよ。お前まで遅刻するぜ」
皆野 真呑奈
「う、うん。それじゃあ、白金くんも、早く来るんだよ。じゃあね」
私は、白金くんに手を振って、体育館へ急いだ。
♡ ♡ ♡
ここまでお読みくださり、ありがとうございます!
中途半端なところで終わってすみません!
この後のシナリオを書いていたテキストが、どこかに埋もれてしまい、ただいま現在進行形で発掘中です(。>ㅅ<。)
この後、遼にイジめられていたカァディルを主人公が助けて、遼の顔面に膝蹴りをくらわすところまでは書いていた筈なのですが……見つかり次第、どこかで投稿しようかなと思います。
いかがでしたでしょうか。
こちらは、乙女ゲームのシナリオとして書いていたのものを投稿させていただきました。本来であれば、これに背景とBGM、キャラの立ち絵がつきます。
キャラの立ち絵までは、作れなかったので、ラフ画を近況ノートで紹介しております。拙いですが、イメージだけでも伝わるといいな。
⇒https://kakuyomu.jp/users/N-caerulea/news/822139840978590042
シナリオ形式のまま投稿しましたが、これを小説化することは……可能です!
カクヨムコンテスト11(短編部門)へ応募しておりますので、もし少しでも面白い、つづきが気になる、と思って頂けましたら、作品フォローとお星さま☆☆☆で応援して頂けますと、大変はげみになります!!
次の話で、各キャラクターの簡単な紹介と、話の展望について紹介して終わりにさせていただきます。よければ、どのキャラクターが好みなどあれば、コメントで教えて頂けると、作者が悶えます!!!(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜
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