☆選択肢2-②

※☆選択肢2-②を選択した場合。


皆野 真呑奈

「もう高校3年生なんだから。それくらい自分で起きなさい」


乾 悠眞

「がーんっ」


皆野 真呑奈

「大体あんたは、高校生にもなって人に起こしてもらうとか、恥ずかしくないの?!」


乾 悠眞

「え~……だって、真呑奈に起こしてもらいたいんだ」


皆野 真呑奈

「どういう意味よ?!」


伊万里 瑞樹

「はぁ~……あんたら二人、本当に付き合ってないわけ?」


皆野 真呑奈

「付き合ってなんかないわよ!」

乾 悠眞

「つ、付き合ってねぇーよ!」


 悠眞は、視線をどこか挙動不審に泳がせている。


伊万里 瑞樹

「(息ぴったりじゃん……)」


 呆れた顔で、瑞樹がため息をついていた。

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