第24話「命を燃やせ! 最後の拒絶コード」

再起動装置リザレクター、稼働まで残り60分。


神律中枢コード0の命令により、世界の根幹が書き換えられていく。


コード0「この世界は一度、“更地”に戻されるべきだ。

不完全な人間たちによって形成された“可能性”は、統制不能と判断」


アーヴ「ふざけんな……お前が勝手に決めるなよッ!」


コード0「決めているのは“神律”です。私は、その代弁者にすぎない」



幻影との戦い


レガリアたちは、コード0が展開した“神律空間”に囚われる。

空間内では、それぞれが《過去の自分自身》と対峙する試練を受ける。



キルカの幻影


幻影「お前はただの“拾われた犬”だった。姫の剣? 笑わせるな」


キルカ「たとえ拾われた命でも――俺はあいつに救われたんだよ!」


幻影との戦いで、“本当の誓い”を思い出す。


キルカ「俺はあいつの剣じゃねぇ。あいつの“仲間”だ!」



アーヴの幻影


幻影「お前は、仲間を見捨てた臆病者だ」


アーヴ「……そうかもな。でも、もう逃げねぇ」


両腕に炎をまとい、《双炎砲・レヴォルグラナ》を発動!


アーヴ「俺は、“今ここにいる”仲間を守るために戦うって決めたんだ!!」



セラフィムの幻影


幻影「あなたはただ、命令されるだけの人形だった」


セラフィム「……それでも、“選んだ誰かの声”を、私は信じた。

命令じゃなく、希望を。私は……“私自身”を、選ぶ!!」


幻影を撃ち破り、背中に“黒翼”を顕現。



レガリア、覚醒


レガリアの前に現れたのは――最初にこの世界に来た頃の自分。


幻影レナ「どうせまた誰かを失う。だったら、最初から誰にも関わらなきゃよかった」


レガリア「そうかもね。でも、私はあの時の私を超えてきた。

誰かを失っても、それでも“誰かを信じる勇気”を手に入れたの!」


《咎断剣》が光を放ち、新たな形態に進化する――



■《断律剣・エクス=レガリア》発動!


神律を断ち、運命を書き換える意志の剣。


レガリア「行こう、みんな! これはもう“世界との戦い”じゃない。

“私たちの生き方”そのものをぶつけるんだ!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る