元気になってきてはいる

 本日は通院日だった。3月頃に通い始めたから、もう半年ほど経つ計算になる。

 色々とすっかり慣れた。通院もだし、自分の体調もだ。このまま寛解を目指したいと最近はいつも思っている。


 さて恒例の診察に恒例のカウンセリング。


 今日のT先生はなんだか機嫌が良さそうというか、いつもよりなんとなく笑顔だった。

 私が話す現状をにこにこと聞き、良かったですねえ、と言ってくれた。

 何事もなく診察は終わって、そう待ちもせずカウンセリングのターンになった。


 待合室にて開きかけていた小説本を閉じながら私は思った。

 前から感じていたがこのメンタルクリニック……診察もカウンセリングも呼び出し早いな……。


「こんにちは、ゆきさん。調子はいかがですか?」


 カウンセラーのOさんはいつも通り朗らかにそして穏やかに問い掛けてくれる。


「はい、なんというかかなり以前に戻ってきていて……職場の信頼している方や配偶者にもかなり回復していると思うと言ってもらえました」

「おお! 良かったですね…!」

「は、はい…! あっでも油断は禁物だとも思っていますし、睡眠の感じについてはもう戻らない気がします……」


 そう、睡眠。

 そもそもは胃もたれと不眠(早朝覚醒)の二大疾患が大暴れしてくれたおかげでのメンタル急降下だった。

 胃もたれの方は今はほぼ問題がない。何を食べても平気などころか食欲的には旺盛だ。

 しかしながら不眠。こっちはなんというか、微妙に残ってはいる。

 午前三時四時頃に起きてしまってそれから眠れない、などという状態はなくなったが、平均睡眠時間は六時間〜七時間くらい。それ以上寝ようとしてもなんだかうまくいかない。眠れているときもあるが、眠りが浅い。二度寝があまりうまくいかなくなっている。

 朝方は眩しくて暑いせいもあるかもしれないが……うーむ、以前のように十二時間くらいぶっ通しで眠るようなことはもうできないか……。


 Oさんは私の睡眠に対する愚痴を聞いてくれたあと、日中の生活に問題がないのであればとりあえずは大丈夫だろうと落ち着かせてくれた。


 私はこの睡眠談義の後に、これからについての話をした。


「九月になった今思うのが、今年の冬場を乗り切れるかどうかが分水嶺……正念場……頑張りどころなのかな……ということで……」

「それはなぜ……?」

「私の調子が劇的に悪くなったのは去年の冬場なので、今年も冬は要注意かなと思うんです」


 と、言いはしたが、


「あっでも去年の秋の半ばぐらいから色々ストレスになる出来事があったので、今から気を付けていかなきゃなと思います」


 さらにこう付け足した。


 Oさんは完全に聞きの体勢になってくれた。

 私は去年の中秋辺りから起こったこと、スマホの破損や突然の虫歯や物価高等による経済難などについて思いっ切り愚痴った。いやもう、聞いてくれるとわかっているのでめちゃくちゃ愚痴った。特に金についてめちゃくちゃ愚痴った。草森家は常に経済難。毎月ギリギリでいつもやっている。冬が正念場と思う理由の一つには、光熱費が他の季節よりも確実に高くなるからというものがある。


 こんな感じでわーっと話しまくった。

 Oさんは相槌を打ちつつ、共感してくれつつ、話を聞いてくれた。

 カウンセリング時間が終わった後、経済難について愚痴れたからかスッキリとした気持ちがあった。


「お金については、配偶者さんともしっかり話し合ったほうがいいでしょうね……」


 とカウンセリング終了前に言われたが、これはその通りだと思うので、メンタルに来ないようちゃんとしておきたいと思う。


 次回はまた二週間後くらい。

 あまり書くこともなくなってきているが、調子に乗らないように気を付けたい……。


 あとカウンセリング後にOさんがカウンセリング室を出てT先生のところに行きカウンセリング結果などの報告を行なっている気配を敏感に吸い取り一人でにやけるのを、やめられたらやめたいですね…………。

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