第6話 二歳2

侵攻歴二十四年七月十六日





「「ハッピ~バ~スデ~蓮~おめでと~」」

今日は僕の誕生日だ。

そして、一つめちゃくちゃうれしい事がある


そう!二歳になったので少量だが大人と同じものが食べられるようになった!

おかあさんは確定でメシウマ(何故なら離乳食すらおいしかった)なのに年齢で食べられない。お預けを一年半くらいされて早く食べたいと本気で思っていた


「うまっ!」


「あらそう、良かったわ!蓮ちゃんに『美味しくない』なんて言われたらお母さんどうしようと思ってたから」


「お母さんの料理はうまいだろう、俺はとっくに胃袋をつかまれているからな」


「そんな褒め過ぎよ~。でも、ありがとうね貴方。…そうだ蓮ちゃん。プレゼントがあったわ。ちょっとまっててね」


今からプレゼントを持ってくるのか。ちょっと楽しみだ

ちなみに去年は僕が選んだ絵本二十冊だった。なんで選んだ絵本かと言うと、本当はお父さんとお母さんが選ぶ予定だったのだが、僕が前世とどこが違うのか知りたかったから選ばせてもらった。今年は何が貰えるのかすごく気になる!




「蓮ちゃん、はいこれ!」


「これは?」


「込めた魔力によって、致命傷に至る攻撃を三回まで回復する「慈愛のネックレス」

失血や酸欠、脱水症状は防げないから注意してね」


「たかいんじゃないの?」


「そんな心配しなくても大丈夫よこれは最上位ほど高くないし私の実家から「跡取りを殺されては困る、血縁はもうほとんどいないのだから」って言って送られてきたものだから」


話を聞いて思ったあれ?これ不味くね?と。

俺は華族の跡取り、しかも、お母さんの実家だいぶ大きい所との事。…となると、足の引っ張り合いはあるだろう。そこにあらわれた、まだ二歳に跡取りカモを権力争いをしてる人が、見逃すはずがなくて、最悪死、よくて監禁、とかになりかねないわけでそれをおもったら――――――――


「お母さんほんっとうにありがと。お爺ちゃんやおばあちゃんにも

感謝を伝えておいて」


「そんなに喜んでくれるなんて嬉しいわ。本家にも伝えておくわね」


あれでも今まで一回も襲撃とかなかったな?この人たちが自分の子供が危険にさらされるような状態で産むとも思えないし、情報が足りなくてよくわからないな?


「あ~そうそう蓮ちゃんは来年の四月くらいからお兄ちゃんになるからね~」


「うん」


「まだ妹か弟か分からないから~。まあ蓮ちゃんならどっちでも仲良くしてくれるよね」


「うん?」








えぇぇぇぇぇぇぇ!?


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