第一章
家族編
第4話 魔力操作
ここからしばらく世界観の説明です。
別に読まなくても良い、読み飛ばしたいと言う方はこちらへ↓
https://kakuyomu.jp/works/16818622176528032497/episodes/16818622176658769700
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侵攻歴二十四年 一月七日
転生してから一年半、まだトコトコといった感じだが歩けるし、座れるようになった。そして、ある程度動けるようになったので、ナニカが言っていた魔力を探してみる事にした。
まず、この世界における魔力の定義や、活用方法などを知るために転生してからのお父さんに聞きに行く。
「ねぇねぇ、おとぉさん。こにょまえ、よみきかせちぇくらちゃほんにのってりゅ
まりょくってなぁに?」
舌足らずで活舌が終わっているのは許してほしい
「ん、どうした?あぁ魔力についてか。魔力はこの世界の至る所ににある魔素を体内に取り込んで、魔力に変換して使うんんだ。…ってもこんな事一歳に言っても分からないか。…他に何か聞きたいことはあるか?」
良い情報を聞けた!
だが、もう少し情報が欲しい。おねだりしよう。
「まりょくにちゅいてもっとおちえて」
「おお、こんな話でいいのか?まあ、本人が気になっているなら良いのか?
それじゃあ、続きからだな。さっきも言ったが、魔素は世界中のあらゆる物に宿っている。動物にも、植物にも、水や、木にも宿っている。その他には、鉱石。後は、今、蓮が吸っている空気にも魔素が含まれている。だから、息を吸ったり、ご飯を食べるだけでも魔素は体の中に溜まる。そうやって体の中に取り込んだ魔素は、最初は胃や腸や肺に集まる。そこから血管に流れる血液を利用して、心臓に溜まる。ここまでで分からない事はあるか?無ければ続けるぞ」
「うん!なんとなくだけどわかったよ!」
「じゃあ続けるぞ。魔力を心臓に溜めて置ける量は、生まれた時から決まっていて、後天的に上がる事は固有で魔力増大系がある人以外は無い」
じゃあラノベでよく見かける小さな頃から魔力を増やして無双とかもできない訳か
「でもしょれなら、まりょくおおいひちぉのほうがゆうりですくにいひとがかわいそ」
「そこでやるのが魔力操作だ。魔力操作が出来れば、魔術を使う時に消費する魔力量を減らす事が出来る。
七歳で授かる固有としての魔力操作は、普通の人が五年かけてやれるレベルの魔力操作が授かった瞬間にできるようになる。
つまり、他の人より五年分早いわけだ。蓮、お前が今から魔力操作を頑張れば、
固有の魔力操作よりも上達できる可能性がある。どうだ?やってみないか?」
そんな有用な物があるのにしないなんてあり得ない。やる一択だ。
「やる!」
「良し!分かった。じゃあ、明日から毎日二時間だけ魔力操作の練習を使用をしよう。でも二時間だけだからな。それ以外はミルクを飲んでねてろよ。寝る子は育つって言うからな」
その時、お母さんよ呼ぶ声が聞こえた。
「あなた~。ご飯よ~」
「今行く、蓮ほら行くぞ。離乳食が待ってる」
情報収集は途中だが、まあいいだろう。離乳食が想像よりもおいしいし
何度か出てきたがぼくの転生してからの名前は蓮と言うお母さんは桜、お父さんは廉治、お父さんは入り婿だ。お父さんとお母さんは同い年で今年で二十一歳だ。
今、僕は神奈川に住んでいるらしい、なんでも国宝などの重要なものがたくさんある場所のほうが、裂け目の出現率が高いから、安全の為だそうだ。
裂け目の数は、東京などは十個ほどだが、京都や奈良は五十個近くあるらしく、
母の実家が京都のため神奈川にいるとの事だ。そのため、両親以外で、唯一生きている親族の祖父母に会えていない
今は無理だけど、もし、安全に移動ができるようになったら、いつか会いに行きたい
侵攻歴二十四年一月八日
お父さんに魔術や固有について聞いてから一日が立った
今はまだ朝の六時だ
「おとうさん!おとうさん!今日からまりょくそうさについて
おしえてくれるんでしょ。はやくおしえてよ~」
お父さんは目をこすりながら「ご飯食べてからな」と言った
それから三十分後、離乳食を食べ、歯を磨いてお父さんを待った
お父さんの準備ができたので魔力操作の練習をする
「良いか?魔力操作をするにはまず心臓に溜まった魔力を感じ取らないといけない
魔力は強い刺激がある時と、逆にあまり刺激が無い時に動きやすい。
蓮は、まだあまり激しく運動できないから、今回は、あまり刺激が無いときの方でやろう。
まずは、心臓以外の音がほとんど聞こえない部屋で、心臓の音と跳ねる感覚だけに集中するんだ。この時、胸に手を当ててもいい。そして胸に手を当てていると、心臓に温かいものを感じることができる。それが魔力だ。
そしてその温かいものを血管に沿って動かす。それを早くできるようになれば、後は動かすスピードをどんどん早くして行くだけだ。
動かし方の感覚は人それぞれだから、お父さんもアドバイスできない。
それと魔力は圧縮もできるが、それはあとで教える。
ここまでで何かわからないことはあるか」
「あっしゅくってどうやるの?あとあっしゅくしていいことってなに」
「本当は、魔力を動かす事が出来てから教えるつもりだったが…
まあ勉強熱心なのはいい事だ。魔力の圧縮方法は、まず、さっきも言ったが、
心臓の魔力を感知する事だ。その後、魔力操作なら血管に沿って動かすんだが、
圧縮する場合は、魔力を心臓の中心に集める。
その集めている状態を維持したまま、Fランクの魔術である簡易結界を使う。
簡易結界は魔力のみを通さない結界だから、普通に血液は通れるからそこは安心して良いぞ。
圧縮が終わったら、簡易結界の外にある回復した分の魔力と圧縮していた分を混ぜる。これで魔力の圧縮は終わりだ。これを一回すると
後は…そうそう魔力圧縮の良い所だったな。身体能力…体が少し強くなる。
具体的には、最高で1,2倍…って言っても分からないか。
まあ、ちょっとだけ体が強くなると思えば良い。
それと、蓮。魔力圧縮は確りして置いた方が良いぞ。魔力圧縮による身体強化は固有の効果がどんなタイプだったとしても有用だからな。やって損する事は無い。
それと、魔力圧縮には欠点がある。欠点は魔力の濃度を倍にした状態で安定させるために、三日間魔力操作の練習ができないし、そもそも魔力を動かせないから魔術も使えない。だから、濃度を上げる時は、必ずお父さんかお母さんに相談してからにしてくれ。約束だぞ」
「うん約束する」
「良し!いい子だ。魔力をある程度制御できる様になってからの方が安全だから、最低でも、二歳になってからにしてくれ」
「うん分かった」
要するに魔力圧縮と言う物は、最初に心臓の魔力濃度を上げて、その魔力を血液と一緒に全身に巡らせて身体能力を上げる事を目的にするんだな。…でも効率が悪いな。魔力濃度を上げる為とは言え、心臓の中の魔力を動かすと三日間魔力操作の訓練ができないなんて。
如何にかして二歳までに効率を上げる方法を見つけないと……
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