このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(187文字)
本作は恋する乙女を自称する作者による、科学×恋愛をテーマにした短歌連作である。ところどころに散らばったサイエンスな表現が、恋愛の甘酸っぱさを刺激し、化学反応を起こしているように感じた。タイトルの「恋愛相対性理論」もロマンチックな表現に感じた。素敵な一作だった。
科学×恋愛という意外な組み合わせでしたが、自然に混ざり合って楽しく読めました。破調もあってテンポ良く進み、科学用語が自然と織り交ぜられているのには思わず息を呑んでしまいました。フレッシュさを感じさせる素晴らしい連作です!
誰もが一度は感じたことがあるであろうことが書かれていて、ついつい共感しちゃう作品ばかりでした!