物書きの、人生吐き捨て10連短歌。

米田 菊千代

物書きの、人生吐き捨て10連短歌。

お綺麗な言葉で飾る暇もなし、今日も生きるの忙しいから。


腹がいてぇ、クソが殺すぞ月イチの。加齢と共に消えてなくなれ。


雨の日にかすむ街並み夢のよう。じゃあもう布団で寝ててもいいか?


青い空、窓から聞こえる笑い声。暗い室内、仕事中の身……


私だって綺麗な言葉紡ぎたい。でも人生がそれをさせない。


「満月の、美しき宇宙そら」 ……このあとの続きがでない、お前頼んだ。


なんかこういい感じのこと言いたいが、それができたらインスタにいる。


野良猫に、好かれる人と違う人。その違いってなによ猫さん?


文書を、書いたからって偉かない。偉かないけど――やめらんねえの 。


誕生日、産まれた記憶全然ない。それでもここに、なんか生きてる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

物書きの、人生吐き捨て10連短歌。 米田 菊千代 @metafiction

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画