第43話

「捕まえるための封印ボールが欲しいのじゃ」

アルフィリアが言う

「封印ボール?」

「弱いスライムなら簡単に死ぬがああも強いと弱体化し過ぎていて倒せん。わしならダンジョン機能で買えると思う」

「良いよ」

「では。よしあった。10個買ったぞ。このくらい有れば充分じゃろ」


アルテミスの大きな手での援護はもう始まっている。






現場より


敵の足元から大きな手が掴みかかる

「よ」

避けられた

「これじゃ当たらないよダンジョンマスターさん」

全然当たらない。とりあえず妨害出来てるからいいか。

スライムだから殴っても効かなさそうだけどね。



数十秒後アルフィリアが到着。

「レイツル」

氷の蔓がアハトを襲う

「む時間かけすぎた。しかし好都合」

アハトに黒い剣で迎撃される。

「バステト。耐えるのじゃ」

「うにゃ?」

「ミニヒョウテン」

「サムいニャ」

寒そう

「リヒト」

アハトは光魔法?をアルフィリアに撃つ。

「フハハ効かぬ・ぐはっ」

効いてそう。大丈夫かな。



「アルテミス、バステトを回収して」

「はい」

アハトがアルフィリアに気を取られてる隙に

大きな手でバステトを摘み床から回収してもらう

「しまった」

「くくくよそ見してる暇などないわ」

バカスカと氷魔法を撃ちまくるアルフィリア

手加減する必要なくなったからか廊下が氷漬け

と言うか詰めになった。

「やり過ぎてしもたの」

封印ボールとかいうやつ使えなそう。

・・・唐突にやな予感する

「アルフィリア退避しろ。壁に入れ命令だ」

念話で命令する。

「のじゃ?」

直後光が廊下を埋め尽くす 。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

朝起きたらダンジョンマスターだった件天空の塔 @yurinoaida

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ