第9話 セーラー服と✕✕✕

 真亜は、無事に公立高校に合格しました。


海様には(真亜ならもっとレベルの高い高校を狙えたんじゃないの?)と言われましたが、


真亜「レベルの高い学校に、ギリギリ受かっても、お勉強に付いて行くのが大変ですもの」

 

真亜「それより見て下さい。この学校の制服は、セーラー服なんです。」


 真亜はキラキラした笑顔で話します。


 海様は(そんな理由で)と呆れた顔をした後に、真亜のセーラー服姿を想像している様に見えたのは気のせいでしょうか?


 海様の学校の制服は男女共にブレザーで、小中高一貫校なので見飽きたのかも知れませんね。


真亜「海様の学校には、可愛い女の子が沢山いらっしゃるでしょう?」


海様「あまり興味ないよ」


真亜「背も高くなられて、お顔もオジサマに似てイケメンだからモテるでしょ?」


 不貞腐れた様にベッドに横になりながらゲームをし始める海様を見て、


真亜(オジサマに似ては、余計な一言だったな)


と反省しながら部屋を後にします。


 真亜には、何よりも楽しみにしている事があります。


真亜「お誕生日が来たら、真亜は16歳になるの、そしたらきっとオジサマに····」


 ウィキペディアでは、16歳を超えたら『本人の同意』があれば性交渉が出来ると書いてあったからです。


 幼い子供に快楽を教えたオジサマは、罪になります。

 

 でも真亜は、卵から産まれた雛の様に育成され、オジサマと一つに繋がれる事を待ち侘びていました。

 


 


 


 

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