夢の国になることを運命づけられた村娘
小藤ゆか
Chapter1: The Village of Prime
プロローグ
神様が言うには、その子は4歳の頃に川に捨てられ、そのまま溺死したそうです。
やあ!ははっ!君の夢を、教えてくれるかい?
神様にそう尋ねられた彼女は、「テーマパークになりたい!」と元気よく答えたらしいです。
したがってその女の子は、テーマパークになる未来を約束されてしまったのでした。
いや、「テーマパークになる」って、どゆことですか。
女の子が転生する先の時空であるユーカケルティワース時空は、彼女が元いた世界とは違い、魔法や奇跡が数え切れないほど日常に入り込んでいる異世界です。
彼女が憧れるテーマパークは、人々に偽りの夢や奇跡を見せる場所。塀の向こうにも門の外にも、モノクロームな現実が広がって、だからこそ夢は輝いて、訪れた人々にかけがえのない時間を提供できるものです。
塀も天井も関係なく、世界のすべてが魔法や奇跡に覆われつくされていたら、そこにあるはずの魔法は色を失って、テーマパークの夢は力を失います。
夢は嘘だからこそ、
叶わぬ願いだからこそ、
いっそう活き活きとかがやくもの。
これは、夢の力が死んでいる異世界に転生した彼女が、テーマパークになるまでのお話。
・・・・・・。
いや、
だから「テーマパークになる」って、
なんなんですか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます