消えたB組の謎
柿市杮
第0話 プロローグ ある日の雑誌にて
※この小説は、@izo-nagakuwanaさんが「同一の世界観、キャラクター、作中内の歴史や事件をフレーバーテキストなどから読み取って自由にシナリオを作成する群像型の創作形態」として制作した設定を使用しています。
これです↓
https://kakuyomu.jp/works/16818622176028889262
よって、そこからそのまま引っ張ってきた部分があります。(このプロローグがまるまるそうです)
※ ※ ※
ある日の雑誌
【独占取材! あのとき南梨能市で何が起きていたのか!】
皆さんは覚えているだろうか。
1994年に発生した謎の大量連続失踪事件のことを。
南梨能学園2年B組の生徒30人が次々と前触れもなく姿を消していったという謎の怪奇現象を。
生徒達が次々と消えていく中、愛する我が子を兄弟を失った家族は、しかし、涙を流すどころか、消え去った生徒のことを最初からいなかったかのようにすっかりと忘れてしまっていたという悍ましい事件を。
あの怪奇事件から約20年の月日を経た2015年の現在もなお、消えた生徒達は帰ってくることはなく、大切な家族を失った人々の記憶にもぽっかりと大きな穴が空いたままだ。
この連載では、この未解決事件について、なぜ、どうやって生徒達は姿を消したのか、その疑問を解決するために調査していく。
それだけではない。
家族にすら忘れ去られてしまった生徒達がかつてはどのような暮らしに身をおいていたのか、何を経験し、何を夢見て生きてきたのか、そうした彼らの暮らしを知ることで事件解決の手掛かりを探っていく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます