二度目の中国館・その五 📸

 壺がなくなってパンダちゃんがバイバイしている映像を見た後、二階に上がります。ぐるっと車椅子やベビーカーでも進めるスロープを上がると、そこのガラス越しに大きな丸い映像や、壁の文字が床に流れてくるもの、それから三星堆をまとめて見ることができます。


 ここで写真を撮っていたら、中国館の係の男性が、


「写真を撮りましょうか」


 とニコニコしながら声をかけてくれたので、


「あれっ?」


 と思いました。


 実は中国館のスタッフの人、前回来た時に思ったのは、


「笑顔がない」


 だったんです。みんなはっきり言うと、


「仏頂面」


 です。ですがそれはお国柄なんだろうなと思っていました。


 ずっと前にある小説家と漫画家が中国旅行をしたエッセイとエッセイ漫画の本を読んだんですが、その時にやはりどの店に入っても店員が仏頂面だと書いてました。理由としては「全員公務員なので愛想をよくする必要がないからだろう」と推測していて、それを覚えていたので私も「そういうことなのかな」と思ってました。後で妹も「みんな笑顔じゃなかった」と言ってたので、私一人の感想ではないと思います。


 前もここで写真を撮ってその時にも係の人はいたんですが、むすっとして「見張っている」という感じだったので、まさかあちらから写真を撮ろうかと声をかけてくるとは思っていなくてびっくりしたというわけです。


 せっかくなので二人で撮ってもらったら、何枚か撮って、最後のがなんか見切れてたんですが、その前に何枚か成功したのがあり、それを見せて「ほらほら」という感じで面白かった。


 最終日であちらもホッとして笑顔だったのか、それとも個人差だったのか、もしくは他に理由があったのかは分かりませんが、えらく記憶に残る出来事になりました。




※近況ノートに写真があります。


https://kakuyomu.jp/users/oguranatuki/news/822139841772720872


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