第3話 宝探し
探知を使って宝探しを始める。僕がいる草原にはあまり宝箱が見当たらない。そりゃそうだ。宝箱といえばダンジョン。宝を手に入れるためにはダンジョンに行かないといけない。今のステータスならある程度の魔物には勝てるだろう。探知を使えばダンジョンで一番厄介な罠や魔物を警戒することなく進める。
「ダンジョンに行ってみよう。」
探知で良さげなダンジョンに向かう。このダンジョンのランクはEランクだ。まずはこのダンジョンから攻略しよう。
ボンズ国のダンジョンは遺跡の跡地みたいな感じだ。少し入るのに躊躇したけど、勇気を出して進もう。
ダンジョンの中に入り、探知を使用した。するとダンジョンの構造が頭の中に入ってきた。このダンジョンには宝箱が3個ある。最初は慎重に進もう。探知には罠がどこにあるか分かるが、罠の種類までは分からない。罠の種類を分かるようにする為には探知をレベル3にする必要がある。ダンジョンを進めて手に入れたSPを探知に使おう。道を進んでいると魔物の数が増えていく。最初はゴブリンばっかりだったので楽々に倒すことができた。しかしまだ戦ったことのない魔物が現れた。
「こいつはスケルトンか。」
スケルトンとは骨の魔物だ。主に弓を使って攻撃してくる。真正面から戦ったら殺される確率が高い。しかし探検などの武器の攻撃は通りづらい。骨を断ち切れるほどの威力がないと。
「カラン。カラン。」
やばい。スケルトンにこちらの存在がばれてしまった。スケルトンが弓を構えて、撃ってきた。
「なんか、遅くないか?」
矢が飛んできたとき、矢を避けるために集中していたらその矢がとても遅く感じた。僕は簡単に矢を避けた。そのままスケルトンの懐に潜り込み、パンチをした。骨は砕けて、スケルトンを倒した。今は探検よりパンチのほうがいい。一度、短剣を使ったが、上手く使いこなせなかった。それに比べてパンチはスキルという概念があるので、楽々と使いこなせる。武器に関係するスキルが手に入れば短剣も使うことができるだろう。
スケルトンから白いクリスタルと戦利品を手に入れた。ゴブリンの時は緑色のクリスタルを手に入れていた。魔物の色がクリスタルの色になるのだろうか。クリスタルの詳細を見てみると、
「スケルトンのクリスタルか。」
ボンズ国の情報では色でクリスタルの価値が上がると書かれていた。しかし色は関係ないのかもしれない。詳細を見れば誰のクリスタルか分かるのだから。この調子でダンジョン攻略を進めよう。
しばらく道を進んでいると宝箱の近くまで来た。宝箱の前にはボブゴブリンがいる。
「僕のレベルはまだ6だ。勝てるか分からないけど挑戦してみよう。ゴブリンスレイヤーの称号もあるし。」
まずは持ち前の素早さでボブゴブリンの背後を取りパンチをした。手ごたえはあったが、あまり効いていないようだ。
「ギャアー!!!」
ボブゴブリンが攻撃してきた。咄嗟に避ける。攻撃を避けるのは簡単だけど、筋力が足りない。僕はボブゴブリンの攻撃を凄い速度でよけ続けた。まだだ。もう少し速く。すると僕の速さについていけなくなったボブゴブリンはその場で体勢を崩した。
「今だ。パンチ!」
素早さを生かしてパンチを出す。ボブゴブリンの心臓を一突きした。ボブゴブリンは血を流している。まだ生きているのか。すごい生命力だ。
「そんなに血を流したら死ぬよ。」
しばらくするボブゴブリンが倒れた。
「レベルアップ」
久しぶりのレベルアップだ。一気に3も上がった。このボブゴブリンは相当強かったらしい。ボブゴブリンの攻撃が一度でも当たっていたら死んでいただろう。ボブゴブリンから緑色のクリスタルと戦利品を手に入れた。
「SPが45も入っている。」
そうか。今の僕のスキルは5つ。スキルが増えれば増えるほどSPを多く獲得できる。
「30SPを探知に使用する」
「探知のレベルが3になりました」
これでさらに効率よくダンジョン攻略ができる。
さた、お楽しみの宝箱開封だ。なにが入っているのだろう。中身を確認する。
金貨が5枚にコートが一着入っていた。
コート レアリティA
効果 体力を自動的に回復する。レベルを上げれば回復力も増す。
一人でダンジョンを攻略するときに心配なのは体力だ。このコートはとても便利だな。しかもこのコートのデザインもかっこいい。クリスタルの使い道は主に2つある。1つはお金に変換させること。もう1つは武器や防具といったもののレベルを上げること。大量に余っているゴブリンのクリスタルをすべてこのコートに使おう。
「ゴブリンのクリスタルをコートに使用する」
するとコートの中に大量のクリスタルが吸収された。レベルが20まで上がって、追加スキルまで獲得した。
スキル 機敏
相手の素早い動きに反応しやすくなる。
スキル ゴブリンの王
ゴブリンを威圧することができる。
そういうことか。今、僕はゴブリンのクリスタルを大量に取り込ませた。するとゴブリンに関連するスキルが追加された。つまり同じ魔物のクリスタルを取り込ませれば、その魔物と似たようなスキルを得ることができる。これは有力な情報だ。よし、このコートを着てみよう。
「軽くて動きやすいな」
コートだから戦闘するときに邪魔になると思ったが、以外にそんなことはない。とても触り心地が良い。さらに疲れ切った身体が少しづつ回復していくのが分かる。回復ペースは30秒に1回だ。回復量は細かく分からないが、もの凄く疲れが取れているので相当のものだろう。
クリスタルや戦利品が増えてきた。異次元ボックスの整理をしよう。まずゴブリンの戦利品が大量にあるので、Pに変換させよう。すべて変換しようとしたときに違和感に気づいた。
「なんだこれ?」
ゴブリンのブレスレット レアリティA
効果 相手のステータスを5%下げることができる。レベルアップ不可。
相手のステータスを5%も下げれるのか。もし、レベルアップができたらチート級のアイテムだな。これは変換しないで身に着けよう。
魔物を倒して手に入れたPは8800P。ボブゴブリンのおかげで多くのPを手に入れることができた。変換して手に入れたPが1200P。まぁ始まりの国にいる魔物のアイテムだからこんなものだろう。合計で10000P。そろそろ新しいスキルが欲しいと思っていたんだ。ガシャを引こう。
「なに引こうかな?」
ガシャ画面をスライドさせる。スキルを多く取得するのもいいが、ある程度強いスキルが欲しい。1回5000Pするガシャを2回引いていいスキルを手に入れよう。
1回目は金色のガシャポンが出てきた。金色はとても期待できる。
スキル 賢者の目 レベルアップSSS
効果 あらゆる魔法を使うことができる。新しくMPという項目が追加される。そのMPを使用して魔法を放つ。レベルを上げると、使える階級が上がる。
必要SP 200
魔法!?魔法が使えるようになるのか!ステータスを確認すると下にMPが追加されていた。最初のMP量は100だった。早速、賢者の目を使てみよう。すると目の中に大量の情報が流れてきた。
「うわぁーー!!!!!」
目が、脳が焼けるように痛い。一度に多くの情報が送られてきてからだ。コートの効果で少しづつ回復するのが救いだった。流れてきた情報は初期魔法であった。火や水、土や風といった様々な魔法が目に、脳に投げれてきた。もし、賢者の目のレベルを上げたならば、もっと多くの情報が目と脳に流れてくる。レベルを上げる前に何か対策が必要だな。体力の回復してきた。試しに魔法を使ってみよう。
「第一魔法!ファイヤーボール!」
すると手から丸い炎の球が勢いよく飛び出した。第一魔法でこの威力なのか。もっとレベルを上げれば凄いことになるな。あの痛みがなかったら今すぐにでも上げるのに。おっと、賢者の目に夢中になりすぎた。まだ魔法の種類は残っているけど後で使ってみよう。残りの1回を引こう。するとオレンジのガシャポンが出てきた。オレンジはあまり見ないな。スキルはなんだろう。
スキル 苦痛耐性 レアリティS
効果 あらゆる痛みに耐性がつく。レベルを上げると苦痛耐性が上がる。
必要SP 30
苦痛耐性!?まさに今欲しかったスキルだ。何も考えないで回してたからいいスキルが出たのかな。非常に嬉しい。これで賢者レベルを気楽に上げることができる。
たくさんのスキルを手に入れることができた。だがみんなを助けるためにはこれだけじゃ足りない。もっと強くならないと。
異世界転生!?完全運ゲースキルで無双しました @itsukitounknown
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