其之弐 山の法帝
「何とか
「幻の身を知るからの心もて夢てふ世をば過ぐしはてめや(人たる物など
「夢の世と思ひそむるや紫の根さへ枯れ野は風もたまらず(
と
何事に付けても
☁︎ ☀ ☁︎ ☁︎ ☁︎
その頃、六条院では
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