高校生の康孝は、子どもを助けようとして水中に引きずり込まれ、気がつくと幼い姿で異世界に来ていた。師匠のレアンに剣や魔法を習い、ヘルデンという名で生きていく康孝。
この物語の魅力は、努力を怠らないところ。剣や魔法どころか、そもそも異世界の文字もわからないところからのスタートで、努力するヘルデンに好感が持てます。
さらに、物語は大きな謎に包まれています。聖獣のルイが語った、並行世界を渡る英雄の話は、どうやらただの物語ではないようで……。
少しずつ前に進んでいく物語に、いつしか夢中になってしまいますよ。