第8話 マジックツリー2
フォレストムーンからマジックツリーに向かうまで三日間、途中にあるのは整備された街道。ロックス街道。
街道には魔物を回避する街路樹と結界が張られ、旅人や冒険者達が安全にいけるようにはなっている。
なってはいるが、たまに盗賊や冒険者崩れが現れたりものするので護衛任務というのも存在はしている。
昔は馬車が主流ではあったが、ここ数千年の間、魔道自動車というのも開発され、魔石を動力にして動く車が主流となっている。
それでも懐古厨という人間もいるので馬車を扱う人間も少なくはないが、異世界の技術というものは転生や転移という形で認識されているので、今も尚多くの技術が開発されている。
スロウスも能力として最新の地球の技術を手に入れられるので、それを元に自分に都合のいい事に使えるようにカスタムしている。
ちなみにスロウス達が乗っている魔道自動車は200キロは出るカスタムしたもので、通常10日はかかる旅路を三日に短縮している。
こちらの世界では人や命あるものを轢かなければいいくらいのルールなので、概ね自己責任なのが、悪魔と超越種と人類最強の家族であれば大抵の事はどうでにでもなるのでまあ大丈夫という感覚ではある。
そんな形で三日という旅路を終わり、マジックツリーへとたどり着き身分証明をし、そのまま入る。
どこか秋葉原のような電気街と森林街を融合させたような不思議な風景であはあるが、ミスマッチもせず自然と融合している。
過去の廃墟も活用し街に取り入れているので、スロウスが転生直後に見たような風景も若干残っている。
ダンジョンには多くの貴重な資源が眠り、魔石の宝庫や神々が造ったとされる魔道具や宝が産出されているとされる。
ダンジョンマスターという存在がある通り、人間を進化させるために遣わされたとも思われているので、基本的に友好的なダンジョンマスターが多い、中には好戦的な敵性のあるものもいるが大概今の所は友好的なダンジョンマスターと勇者達によって魔王として討伐される。
マジックツリーのダンジョンマスターもまた知己であり、マリアの育ての親の一人でもある。マジックツリーのダンジョンマスターは植物系の人種で、主に育てる事に特化した魔女である。アリアとも魔女同士仲が良く、マリアにとっては従妹の叔母にあたるような存在だ。そしてアントニーの妻でもあり、ダンジョンマスターと冒険者の珍しい夫婦でもある。
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