第32話ツタンカーメンとラムセス2世
鈴木警部補はインターネットで、ツタンカーメンと主にラムセス2世を調べた。
(ファラオ、ラムセス2世は幾多の戦争に勝利し、宮殿や神殿などを建築した建築王であり、彫刻、石碑など、公共事業を行ったとされる王であり、超人的な最も偉大な王だったか。また長寿を全うしたが、ツタンカーメンは、志半ばで18歳頃、亡くなり、死因はマラリア感染症だった可能性があるか。いずれにせよ、ラムセス2世は天寿を全うし、ツタンカーメンはこの世に未練を残した可能性が高いな。それにツタンカーメンの黄金のマスクは永遠の命にするために作られたか。そして、死後の世界で復活を願うためか、、、。)
そうこう調べてる内にまた、ラムセス2世の霊が現れた。
「良美は我が妻だったビントアナトの生まれ変わり。彼女は清い心の持ち主だった。ツタンカーメンが滅ぼしたスサノオノミコト、アマテラスオオミカミなどの黄泉の国の神々が宿っておる。それ故、ツタンカーメンは良美に執着しておる。どうか、ビントアナトの生まれ変わり、良美を守ってくれ。我が愛する日本人に生まれ変わり、君という素敵な男性に巡り会えたのだから。」
「ラムセス2世、、、。」
そう伝えたラムセス2世は再び姿を消した。
(良美は、何か特別なものを感じたが、そういうことだったのか、、、。)
◇
(ここ数日平和だ。)
鈴木警部補は仕事をしながら、良美の様子を注意深く見守っている。良美は元気そうで何よりだ。
「良美、ツタンカーメンとラムセス2世どっちが好き?」
「ラムセス2世!」
「何で?」
「響きが良いから!」
「そっか。」
(良美はツタンカーメンに憧れていた。きっとそれは何も知らなかったからだろう。幼いながら、ラムセス2世に安心を持っているのだろう。)
「良美、何かあったら兄たんか、ラムセス2世を呼んで。」
「分かった!」
黄泉の国ー。
ツタンカーメンがツタンカーメンを崇拝している古代エジプト人に言う。
「ラムセス2世、邪魔だな。ラムセス2世の様子を見てこい!」
「承知しました。ツタンカーメン様。」
ツタンカーメンから命令された古代エジプト人のうちの一人が天界にいる古代エジプト人に交ざってラムセス2世に接触する。
すかさず、ラムセス2世は察知する。
「お前はツタンカーメンの手下だな。ツタンカーメンに言っとけ!いつかお前は日本人によって葬られるとな。」
「!」
ツタンカーメンから命令された古代エジプト人のうちの一人が直ぐさまその場から去った。
◇
黄泉の国ー。
「ラムセス2世がツタンカーメン様は日本人によっていつか葬られると。」
「我は永遠の命だ!葬られはせぬ。ラムセス2世めこしゃくな事を言いおって!まあよい。下がれ。」
「はい。ツタンカーメン様。」
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