第6話 岩魔竜
シャル達が目指す洞窟への道中。大きく切り開かれた道の真ん中に岩魔竜が眠っており、道を塞いでいる。かつてシャルも対峙した炎魔竜と大きさは変わらないものの、翼は無く、体色も岩石に近く、身体の全体が岩の様な材質になっており、特に背中は鋭利な岩が無数に生えた様になっている。また、牛の様な角が生えている。普段は洞窟などで暮らしているが、住処を失いこうして居る様である。現状物流の道は他の迂回路を使っているものの、ガイムールからシャル達の目指す洞窟へ行くにはこの道しかなかった。
「こりゃ、確かに邪魔だな」
「横を通り抜けれそうではありますが、しかしコレを横切るのは少々怖いですね」
するとシャルが竜へ向かって一歩前に出る。
「岩魔竜、聞いてくれ!私達はお前の住処を取り戻す手助けをするために来たんだ!」
その言葉を聞いた岩魔竜は目を開きシャルへ顔を近づけると、大きな鼻息でシャルを吹き飛ばしてしまう。
「シャル、大丈夫?」
「うん。なんとか」
「こうなりゃ無理にでも通るしかねえな」
再び眠ろうとする岩魔竜の横をゆっくりと通ろうとする。すると、岩魔竜はその道を塞ぐ様に手を地面へと叩きつける。それはまるで、洞窟へ行かせたくない様な行動であった。
「シャル!こうなったらアレだ!」
「分かった。ヴァリエンデ!」
シャルは水晶玉を出し、ヴァリエンデを呼び出すと、水晶玉はヴァリエンデの姿となり、シャルとミリアムを乗せる。そしてシャルがトロンとウォードを手に乗せようとすると、その姿を見た岩魔竜が口から岩石を打ち出す攻撃をしてくる。咄嗟の事で対応出来なかったヴァリエンデはその場でよろめく。
岩魔竜はシッカリとした目でヴァリエンデを睨みながら、突撃をしてくる。
「トロン、ウォード、避けてて!」
シャルはそう言うと、突撃してきた岩魔竜の角を掴み抑える。それに対し岩魔竜は首を大きく振り上げヴァリエンデを投げ飛ばす。それに対しヴァリエンデは飛行姿勢を取ると、一気に降下し、岩魔竜の背中に跨り角を掴む。
「どうだ!」
シャルは完全に岩魔竜を御したと思った。しかし、岩魔竜は背中の棘の様な岩を放出し、背中に乗ってきたヴァリエンデに攻撃をする。その攻撃を食らったヴァリエンデは岩魔竜の背中から落ちてしまう。
「なんて強さなの・・・」
シャルはそれでも立ち上がろうとする。それに対して岩魔竜はヴァリエンデをジッと見つめるだけであった。
ヴァリエンデが再び立ち上がったのを見た岩魔竜は、再びシャルに対して口から岩石をいくつも吐き出し攻撃を仕掛けてくる。
「なら!」
シャルは背中にある二本の剣を取ると、その攻撃を弾きながら持ち前のスピードで岩魔竜の懐に飛び込むと、岩魔竜の首筋へと剣を当てる。しかし、シャルは首を落とす事まではしなかった。岩魔竜はその首筋に当てられた剣に優しく手を当て下ろさせると、ウォードとトロンへ近づき背中に乗る様に促す。
「乗れってのか?」
ウォードのその声に、岩魔竜は頷く。それを見たトロンとウォードは恐る恐る岩魔竜の背中へと乗るのだった。
「もしかして、私達の事を試してたのかな?」
「どうして?」
「分からないけど、そんな気がする」
シャルとミリアムはヴァリエンデを降り、水晶玉へと戻すと、岩魔竜に対して「私達も乗っていいか?」と聞く。それに対し岩魔竜は頷くと、シャルとミリアムも岩魔竜の背中へと乗る。そして、四人を乗せた岩魔竜は自身の住処である洞窟へと歩き始めるのだった。
岩魔竜の住む洞窟。それは洞窟と言われているもののその実かなり巨大な物であり、そして鍾乳洞となっている。シャル達は岩魔竜に乗せられその洞窟の入口まで辿り着く。洞窟内が暗いため入口から中が見えないため、シャルは岩魔竜へ頼み慎重に奥に進んでもらう事にした。暗闇の中、ミリアムが魔法で灯してくれた光を頼りに進んでいくと、その奥から何やら音が聞こえてくる。
「音・・・?」
「でもこれは自然の音ではありませんよ」
「岩魔竜、急いでくれ」
シャルの言葉に岩魔竜は奥へと突き進む。そして、岩魔竜が住処としている拓けた所に辿り着くと、そこには2体の巨人がおり、そして何かと戦っている様であった。
「クソッ!なんなんだコイツらは!」
「気を付けろウェスター!俺の知ってる見た目と少し違うが、コイツらは次元龍だ!」
「知ってるのかムラサメ!?」
「あぁ、厄介な奴らだ。まさか”こっち”にも居るなんてな」
その次元龍はサクヤが見た物とは違い、翼はかなり退化しており、そして体表が岩魔竜に近くなっている。2体のフレーム・ゴーレムは襲い掛かる次元龍に対して応戦をしているが、その数に対して劣勢の様であった。
「こらどういう状況だよ」
「分からないけど、多分あの生き物が敵だと思う。そうだよね?」
シャルの言葉に岩魔竜が頷く。
「分かった。行こう、ミリアム!」
「うん!」
「ヴァリエンデ!」
シャルはヴァリエンデを呼び出すと同時に、2体のフレームゴーレムへ加勢し、次元龍へと斬りかかる。
「なんだァ!?」
「説明は後!今は加勢します!」
「なんだか分からないが、了解した」
「岩魔竜、ウォードとトロンを頼む!ウォード、トロン。二人は岩魔竜と一緒に安全な場所へ!」
「分かりました」
「なにも出来ないのは歯がゆいが、仕方ない」
岩魔竜はウォードとトロンを乗せ安全な後方へと引いていく。その間も次元龍は襲い掛かって来るが、三体のフレームゴーレムで対処し続ける。翼のあるヴァリエンデにとって鍾乳洞という地形は不利であった。
「シャル。この翼、飛ばせるみたい」
「ホントに?」
「うん、こっちで動かすことが出来るかも」
「ならお願い!」
ヴァリエンデは背部に付いた翼を次元龍の方へと飛ばし、それをミリアムが操作し次元龍へぶつけ、そしてひるんだ所をシャルが斬って倒していく。
三体の協力で目視及びセンサーで確認出来る次元龍は全て倒される。
「やった・・・か?」
「気を付けろ。相手は次元龍だからな」
「ムラサメ、その次元龍ってのは何なんだ?」
「それは・・・」
「待って、みんな!」
ミリアムが何かに気付く。すると、鍾乳洞の奥から鈍い足音が鳴り響き始め、巨大な二足歩行生物が現れる。それは三体のフレームゴーレムの倍の大きさはある。しかし、全体的な身体の造りや顔は先ほどの次元龍と似た物である。
「アレも次元龍とか言うのなのか!?」
「あぁ、多分な」
「シャル、気を付けて。ヴァリエンデが警戒してる」
巨大な次元龍は三体のフレームゴーレム、そして岩魔竜に対して大量の岩を吐き出し攻撃を仕掛ける。身体の大きさもあり一つ一つの岩石は大きく、その攻撃は掠るだけでも大きなダメージであった。繰り出される岩石攻撃に対し、ムラサメは砲撃、ウェスターは拳、シャルは剣で攻撃をしていく。しかしただでさえ硬い次元龍が岩石の身体を持ち、そしてさらに巨大な身体を得ているためどの攻撃も歯が立たず、次元龍の返り討ちになってしまう。
「刃が通らないツ!」
「コスモナッグルが効かない!?」
「俺に任せろ!」
ムラサメは砲撃で次元龍の顔を狙い攻撃をすると、フレームゴーレムの上半身と下半身を反転させる。すると、大きな拳を身に着けた姿になり、その姿で怯んだ次元龍へ拳を突き出し突撃し、腹部へと拳を打ち付ける。拳の入った次元龍の腹は微かにヒビが入り、ムラサメはすかさずまた上半身と下半身を反転させ、その傷へ銃口を突きつけ砲撃をする。その攻撃に次元龍はひるんだが、すぐに抵抗をし、ムラサメを弾き飛ばすのだった。
「ムラサメ!」
「弱点は作った!あそこを狙え!」
腹部の傷、そこを狙えば勝機がある。その傷を狙いシャルとウェスターが動くが、次元龍の傷に近づけさせない攻撃のせいでその傷には届かない。ムラサメが先ほど同様に頭部へと砲撃をするが、次元龍にはそれが読まれ弾かれてしまう。
それを見ていた岩魔竜が動き始める。その巨体を活かし次元龍の右足へと突撃し、次元龍の足を止めながらそちらへ気を逸らせる事へ成功する。次元龍はそれを振りほどこうとするも、岩魔竜は力強く抑え、足を動かない様にしていた。
シャルはその隙を付き、岩魔竜の腕近くへと飛び、関節のそばへ行くと、二本の剣を力強く振り下ろし次元龍の腕を斬り落とすのだった。
「やるな、なら!」
ウェルターとムラサメはシャルに倣い、脚へと近づき、片腕を落とされ苦しむ次元龍の脚関節へと攻撃を仕掛ける。それと同時に、シャルは次元龍のもう片方の腕も斬り落とすのだった。
腕を斬り落とされ、脚も攻撃でまともに動かせなくなった次元龍から一同離れる。
「じゃあ最後の仕上げと行くか!」
ウェルターが威勢よくムラサメとシャルに声をかける。
「シャル、ヴァリエンデが二つの剣を合体させて魔力を込めろって」
「剣を?こうか!」
シャルはヴァリエンデの二本の剣を刃が付いていた方同士でくっつける。すると、剣は一本の大剣へと変化する。
「ムラサメは奴の腹に砲撃を。俺は奴の腹にコスモナッグルをぶち込む。そちらさんはその剣でトドメを刺してくれ」
「分かった」
「了解」
「では、行くぞ!」
ムラサメは砲撃を傷口に連射し、それと同時にウェルターが腹部に接近し、右腕の大きな拳に力を込めながら攻撃をする。
「頼んだぞ!」
シャルは大きく飛び上がると、そこから次元龍の腹へ一直線に突き進み、魔力を込めた大剣を腹部に叩き込みながら通りすぎる。
傷口に一気に膨大なエネルギーを持つ攻撃を叩き込まれた次元龍は、そのまま内部から弾け飛ぶように爆散していくのだった。
巨大な次元龍を倒した後、後続の敵は現れなかった。シャルはヴァリエンデの修復能力を使い戦闘で傷付いた洞窟内部を修復すると、トロンとウォードを乗せた岩魔竜に先行し、案内してもらう形でフレームゴーレムのまま他の二体と奥へと進んでいく事にした。
ムラサメのフレームゴーレムが明かりを灯したため、それを頼りに進んでくと、そこにあったのは大量の次元龍の卵であった。人の大きさ程ある白く濁った卵達の中には透明で中身が透けて見え、今にも孵化しそうな物などが見受けられる。
「予想はしてたが、コイツはひでぇや」
洞窟の一角に敷き詰められた無数の卵に一同は言葉を失った。
「そっちのロボの人。アンタは魔法とやらが使えんのか?」
「えっ?まあ」
「それならさっさと焼き払ってくれ。放置してたらまた面倒だぞ」
「分かった。ミリアム、頼める?」
「うん、いいよ」
シャルは魔法よりも剣の方が得意だった。なので、より強く、かつ魔法を上手く扱えるミリアムと席を変わり、この場はミリアムに任せる事にした。
「危ないからみんなは下がってて」
ミリアムが周りにそう呼びかけると皆は危険が無いように後方へと数歩下がっていく。
「あの時リーナベルがやったみたいにすれば」
ミリアムはヴァリエンデの両手を胸の前に突き出し交差させると、そこに魔力を通し、魔法で強力な炎を作りあげ、卵達を焼き払い始める。次元龍の卵はその熱に耐えきれなくなり、破裂し、最後は灰になるまで焼き尽くされるのであった。
無数の次元龍の卵を焼き尽くしたミリアムは魔力の大量消費に疲れ、呼吸が乱れてしまう。
「大丈夫?」
シャルは荷物にある水を差し出すと、ミリアムはそれを取り、水を飲むと、乱れた呼吸を整える。
「うん・・・。ちょっと疲れただけ・・・」
「これでいいか?」
「上出来だ。サンキューな」
ムラサメは手で丸のサインを送る。
「次元龍退治も済んだことだし、ここらで顔でも合わせて自己紹介でもしとくか」
「あぁ、それは構わない」
「ウェルターもいいか?」
「いいぞ。礼くらいはしておきたいからな」
「よし。じゃあみんな一回降りてきてくれ」
ムラサメのその提案を聞き、シャルはヴァリエンデを水晶玉へと戻す。そして、ムラサメは開いたフレームゴーレムの背部から降りたのに対し、ウェルターのフレームゴーレムは光輝いたのち、三体の小さな魔獣へと変化した。
「可愛い~!」
ウェルターのフレームゴーレムから変化したゾウ、ペンギン、パンダの様な魔獣にミリアム近づく。
「触ってもいいですか?」
「ソイツらがいいならいくらでも」
「ねぇ、触ってもいいかな?」
ミリアムは笑顔でその魔獣たちに聞く。すると、予想外の反応が返ってくる。
「もちろん、いいゾウ」
「しゃ、喋った!?」
ミリアムは驚き、尻もちをついてしまう。
「ほら、驚かれたペン」
「ま、もう慣れた事パン」
「み、みんな喋るの!?」
この世界の魔獣が、というよりも人間と魔族以外が言葉を発する事などない。その常識で慣れてきたミリアム達にとっては驚きの事であった。その不思議な魔獣達にシャル達も興味津々であった。
「ソレも後で説明するから、とりあえず自己紹介と行こうぜ」
話が逸れそうだったため、ムラサメが軌道修正を図る。
「そ、そうでしたね」
その言葉にシャル達は一人一人自分の名前を含めた軽い自己紹介をする。そして四人の自己紹介が終わると、次はウェルターとムラサメだ。
「俺はウェルター・ドレット。世界中に眠る宝を探して旅をしている者だ。そして」
「俺はムラサメ・リュウ。色々あってこっちの世界に来た時にウェルターに拾われて一緒に行動している」
「こっちの世界?」
その言葉が皆引っかかった。
「まあそういう反応だわな。長くはなるが、いいか?」
「えぇ、もちろん」
「気になるしな」
「じゃあ」
「とその前に、俺はアッチで宝探しでもしとくぜ」
自身の目的である宝探しを始めるウェルターに「あぁ」と答え、ムラサメは自分の身の上話を始める。
「俺はこことは違う世界、違う宇宙って言うべきかな?まあともかく、そこで宇宙のゴミ処理や海賊、そしてあの次元龍の討伐をやってたんだがな、ある時、次元龍の起こす時空震、まあザックリ言うと空間が割れる現象に巻き込まれてこの世界に来たんだ」
「違う、宇宙・・・?」
「空間が割れる・・・?」
自分達の持つ概念に無い話の羅列にシャル達は頭を捻った。
「いきなり難しい話をして悪かった。要は帰れないほど滅茶苦茶遠くからやって来たって思ってくれ」
「うーん。分かった様な、分からない様な」
「その、先ほど私達が戦った次元龍とはなんなんだ?」
「それもだな。これは俺の居た船の教授の分析なんだが、次元龍ってのは500年周期で時空の壁を破壊して現れるらしいんだ。俺の居た世界では500年前の2000年頃に世界滅亡の予言が流行ったらしいんだが、それも次元龍と関係してるんじゃないかってのが教授の話だ」
「そう言えばさっき、ヴァリエンデが似た様な事を言ってた」
「ヴァリエンデってのは御宅らの?」
「えぇ」
ミリアムは先ほどの戦闘中にヴァリエンデが表示したモニターの中に次元龍の情報があった事を話した。戦闘中だったためミリアムは細かく目を通したわけではないが、そこには次元龍の生態が載っており、そして彼らが危険な存在である事が強調されていた様である。
「ならこっちの口から説明するよりも、御宅らのロボの情報を読んでもらった方がいいかもしれないな」
「そうしておくよ」
「それで、この子達なんだけど・・・」
ミリアムの手にはペンギンの様な生き物が抱えられており、足元にゾウとパンダも居る様子であった。
「ソイツらはウェルターから聞いた方が良さそうだが、忙しそうだな」
「ならボクたちから話すペン」
「なら頼む」
ムラサメは動物たちに話を頼むと、その場で休息を取り始めた。
「それで、君たちはなんなの?」
「ボクらもこことは違う世界で、他の仲間と一緒にある存在と戦ってたんだペン」
「で、その戦いが終わった後しばらくしたある日、ムラサメが言っていたのと同じ事でこの世界に飛ばされて来たんだゾウ」
「それで、こっちの世界に来た時に、ウェルターに拾われて、こうして一緒に行動してるわけパン」
「へー」
「それよりも、だ。何で魔獣が喋るんだよ」
「そうですね。喋る魔獣なんて聞いたことが無いですよ」
ミリアム達もそもそもはそこも疑問であった。喋る魔獣。それに状況から察するにこの生き物たちがフレームゴーレムへとなっている様である。その様な摩訶不思議な存在もまた皆の常識の範囲外の事なのだ。
「詳しい事を話すと難しくなっちゃうけど、とにかくボクらは普通の生き物とは違って特別な力を持っている存在ペン」
「それで納得できませんよ」
「まあ、それならそれでもいいパン」
「それと、頼みがあるのだが、大丈夫ゾウ?」
「えぇ」
「もしかしたら我らと同じくこの世界に居るかもしれない仲間を探してほしいんだゾウ」
「私たちと同じ様に額にクリスタルが付いてる喋る動物が居るはずパン」
「もし会ったらボクらが無事な事を伝えてほしいペン」
「うん、分かったわ」
そうこうしていると、宝探しを終えたウェルターがシャル達の元へと戻ってきた。
「どうだった?」
「ダメだ。こういう場所に宝はあるモンだと思ったが」
「それじゃあ出ようぜ。シャル達も、いいか?」
「えぇ、そうしよう」
シャル達は岩魔竜に見送られ、洞窟を後にし、そしてその後ウェルターとムラサメと別れるのだった。
結果として問題解決までしてしまったが、シャル達が大臣から依頼された任務はこれで完了である。その事を伝えるため、シャル達は一度ガイムールへと戻るのであった
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