主人公、リンツ・シュバリエはアヴァロン魔導学院に史上初の「全教科満点」で入学した天才……のはずなのに、今の成績は中の上くらいでパッとしない成績が続いている。
そんな彼女に親し気に話しかけてくる公爵令嬢に、彼女を疎ましく思う公爵令嬢の取り巻き。そして親しい友人。
彼らとの賑やかだったり、緊迫したりのやり取りに、魔法の対抗戦への出場と、学園ものならではのストーリーが展開する中で、彼女の周りで蠢く陰謀や、彼女自身の秘密が明らかになっていきます。
「リンツ・シュバリエは振り返らない」というタイトルの「振り返らない」が何を意味するのか。それは是非皆さんご自身でお確かめください。