猫への純粋な愛と、主人公の切実な救済願望があいまって、戦慄のラストへ突き進む。生きていることも、それを失うことも、まちがいなく不条理なことだ。誰かが現実にこの作品と同じことを思いつかないなんてことは、けしてない。美しく終わろうとする時、この人はそうしたということだ。何を言っているのかな? と思ったら、いちど深呼吸して心を落ち着けてから、この作品を読んでみて。